行事・イベント
◆ 行事・イベント
お雛様を飾ったよ!
2021-02-27


2月7日深夜に10年前の大震災を思い出すような震度6弱の大きな揺れがありました。
東日本大震災を体験した子ども達の中には、不安と恐怖でリビングに集まり、雑魚寝する姿がありました。
幼児、小学生達は、大きな揺れにもかかわらず全く目覚めず、ぐっすり寝入っていた子も多かったようです。
同じ福島市内でも被害は多様でしたが、青葉学園では地盤が固い為か、大きな揺れにもかかわらず破損個所はなく、断水、停電もありませんでした。
新型コロナウィルスの流行に続き、思わぬ大地震で何かと不安も大きなものがありますが、心穏やかに暮らせるように近づいてくる3月3日の桃の節句に目を向けたいと思いました。
早速、青葉学園の正面玄関と女の子のホームにお雛様を飾りました。玄関がパッと華やいで気持ちも明るくなりました。
各ホームの玄関には、いち早く春を感じさせる生け花も飾られています。優しい表情のお雛様のお顔に心が癒されます。
今年初めて雛壇を目にするみんなの表情が歓声と共に和らいでゆくのを嬉しく思います。
3月3日、桃の節句(ひな祭り)当日は、雛あられのおやつに、ちらし寿司、茶わん蒸し、お吸い物tcの行事メニューで、女の子たちばかりでなく、子どもと職員皆の健康を願って、美味しく楽しいひとときを過ごす予定となっています。
新型コロナウィルスの問題など何かと目の前に不安や困難が立ちはだかりますが、希望を持って前進してゆきたいと思っています。
豆まきしたよ!
2021-02-04
節分の日は、暦のズレで2月2日固定ではないようです。そのため、今年は124年ぶりに2月2日が節分の日になりました。
今日のメニューは、楽しみにしていた恒例の恵方巻です。今年の恵方は、南南東とのことでした。
その方向を理解するのは、子ども達には難しく、皆であれこれ意見が飛び交いました。
さて、恵方巻は『恵方』を向いて黙って食べると願いが叶うという言い伝えがありますが、沈黙に堪えられず、「おいしいね!」「でっかい!」「具がバラバラになった」なと、ついつい口が開いてしまうホームもありました。
幼児から高校生まで、ひとりひとりが退治したい自分の中の心の鬼を考えました。
〇 勉強嫌い鬼
〇 怒りんぼ鬼
〇 片付けしない鬼
〇 泣き虫鬼 などなど
色々な鬼が登場しましたが、「退治したい鬼を心に思って追い出せばいいよね!」と公表せずに心に秘めたお年頃の子ども達の姿も見られました。
「鬼は~外!福は~内!!」
子ども達は大きい声を出して自分の心の中の退治したい鬼を追い出そうとしていました。
青鬼のコスチュームをつけたお兄さん登場で、リアル感が増したホームもありました。
用事で部屋を出て戻って来ないのは、青鬼に捕まってしまったのではないかと本気で心配する幼児もいたようでした。
幼児から中高生まで恥ずかしかったり、やらないなどなく、みんなで楽しくできました。豆も美味しく、歳の何倍も頂きました。
退治しなければならない心の鬼をしっかり追い出したいものです。
七草粥を食べたよ。
2021-01-16
七草粥の習慣は、お正月の疲れた胃を休ませるために食べると言われますが、本来は五節句の人を大切にする「人日(じんじつ)の節句」という中国の行事のひとつであり、七種類の春の七草を食べて無病息災を願うようになったそうです。
日本の風習では、雪から出た若菜を摘んで食べて、新しい生命を頂く『若菜摘み』という風習があります。
こうした中国の風習と日本の風習の2つが混ざって七草粥が食べられるようになったとのことです。
野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補う目的も兼ねているとのこと。七草粥の説明を書いた紙を見て、子ども達は、納得しながら味わいました。
七草粥については、小学2年生の教科書に載っているので、呪文のように七草を唱えていました。
健康への願いを込められた七草粥を食べて、世界を揺るがしているコロナもインフルエンザも力強く吹き飛ばし、寒い冬も元気に乗り越えて行けますようにと、心から願っています。

2021年 新年を迎えて
2021-01-16
大晦日は、各ホームで年越しそばを食べ、テレビを観たり、ゲームをしたり、思い思いに少しながら新年になる一瞬をカウントダウンをして心待ちにしました。
時計の長い針と短い針が一本線になった途端、「明けましておめでとう」の声が飛び交いました。
眠くて声も出せない子どももいましたが、みんな元気に2020年の締めくくりの日を過ごしました。
元日、園庭に積もった雪の銀世界を見て、思いを新たにしながら、おせち料理やお雑煮を各ホームで頂きました。
「こんぶは、喜こんぶ」「エビは腰の曲がるまで元気に」など、おせち料理に込められた願いを唱えながらしっかりとお腹の中へ・・・
「一年の計は元旦にあり!」
今年一年間の目標を銘々に懐きながら、新たに2021年がスタートしました。
◎2021年うし年「モ~クひょう」
・3学期テスト全部100点を目指す
・勉強の復習をしっかりする
・受験合格!!
・残り3か月、休まず学校に行く などなど
お待ちかねのお年玉を園長先生から手渡されました。
「おぉ!待ってました!!」
子どもの喜びの声と笑顔が溢れます。
子ども達の頭の中は、欲しいものがあれもこれも浮かんでいるのでしょう。子ども達のワクワク感が伝わります。
新しい一年、今年こそ世界中の新型コロナウィルスが終息して身も心ものびやかに過ごせるようになることを願ってやみません。
昨年お世話になったお礼の気持ちを添えて、今年もどうぞよろしくお願い致します!!
Xmas会
2021-01-04
青葉学園の行事の中でも子ども達が一番楽しみにしているXmas会も例年とは異なり、内容を縮小するなどしたこともあり、世界を揺るがしているコロナの影響をひしひしと我が身に感じている子ども達の姿がありました。
今年はXmas会ができるのかどうか、゛サンタさんは、来られなくなるんじゃないか”など、子ども達にとって重大な関心事となっていて、本気で心配する姿が見られました。
例年だと地域の方々や学校の先生方と共にひとつ所で昼食を楽しんだXmas会でしたが、今年は外部の方をお呼びせず、それぞれ各ホームですることとなりました。昼食が済んだ後の2部のキャンドルサービス他、ビンゴゲーム、サンタさん登場とプレゼントの贈呈など内輪のみで行うこととなりました。
ソーシャルディスタンスを守りながらマスクをしっかり付け、なるべく大きい声を出さず、いつもの盛り上がりに欠けましたが、子ども達は大喜びで楽しみました。
各ホームでの会食の後、講堂で子ども有志5人によるハンドベルによるクリスマスソングの美しい音色が心に響きました。
みんな驚く程シーンとして聞き入っており、とても心が癒されました。新任職員の誘導で待ちに待ったサンタさんの登場に歓声が上がりました。
゛やっぱり来てくれたんだ!!”子ども達の顔がパッと輝きます。
サンタさんが、名前を喜んでくれて次々と自分のプレゼントを手にする子ども達の顔が輝いています。
子ども達は、ずっと前から自分の欲しいものをサンタさんに手紙を書いていました。
意外にも大きい子も小さい子も一番人気は、ぬいぐるみでした。
自分の身長と同じくらいの大きなぬいぐるみを手にした幼児は、大満足で満面の笑みを見せてくれました。
最後に全員マスクで換気しながらのキャンドルサービスが厳かに行われました。
子どもの代表による聖書朗読、そして次々にキャンドルに火が灯され、一つの輪になりました。
そして、常務理事よりクリスマスはキリストの誕生の日、なぜ誕生してくださったのか、キリストの生涯を通して人の愛を越えた愛があることが子ども達に話されました。全人類ひとりひとりが愛されている存在であることをクリスマス会を通してしっかり心に受け止めたいと思います。
この日の為のたくさんの心のこもった皆様のご支援に心から感謝申し上げたいと思います。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。