あおば日記
◆ あおば日記
5月5日 こどもの日
2021-05-22
残念なことに、コロナ禍が治まりません。気持ち的にも閉塞気味になっている日々が続きます。
早々玄関に武者人形、あるホームには鯉のぼりのガーランドが飾られました。
毎年楽しみにしている5月5日のゲーム大会の日が近づいてきたのです。
例年だと各ホームが楽しい競技内容を発案し合ってプログラムを決め、最後に全員で『だるまさんが転んだ』をして終了。その後に大鍋を囲んで豚汁を食べ、おにぎりを美味しく頬張るのを慣例としてきました。
コロナ自粛で、昨年は実施することができませんでしたが、今年は感染症対策に十分配慮した上で、実施することにしました。
今年は2種目「借り物競争」「だるまさんが転んだ」を行いました。
狙いを定めてやっとゲットしたお気に入りの景品、お菓子やジュースを見せ合って喜んでいました。
子どもの日にちなんだ『柏餅』を美味しそうに食べながら「子どもの日って、イイよね!」と嬉しそうに言う姿も見られ、子どもと職員で僅かな時間ではありましたが、2年ぶりに開催できたこどもの日イベントを子ども達は大いに楽しみ開放感を味わえたようです。このようなひとときを過ごせたことに感謝しました。
入学お祝い会
2021-05-19
令和3年4月、いよいよ新学期を迎えました!!
今まで幼稚園生だった2名がランドセル姿の小学生へ。
小学生だった3名が学ランで自転車通学の中学生へ。
中学生だった4名が、ネクタイ、ブレザー制服姿の高校生へ。
どの新1年生も、大きな飛躍に胸躍らせて表情がとても晴れやかです。
各ホーム毎に入学お祝い会が開かれました。
あるホームでは、「昨年度のコロナというこんな状況を振り返り、気持ちを切り替えてアップデートし、゛新しい生活”に向けて一致団結してゆこう」という職員の話に返事をしたり、頷いたりする子ども達の姿には、新学年を迎えて心機一転の意気込みが感じられました。
また、あるホームでは、「有言実行」「点数向上」「文武両道」など、子ども達が考えた目標を各々発言して、びっくりするやら、頼もしいやら・・!!
子どもの成長をしみじみ感じ、心が熱くなる思いが込み上げます。
この日のお祝いメニューは、お赤飯、すまし汁、お刺身、エビフライ、鶏のから揚げ、まっ赤なイチゴがのったムースのデザートです。
心のこもった応援メニューを子ども達は、美味しさと共にその思いをしっかり受け止め、一歩一歩前進してくれることでしょう。
黒沢俊之助新園長より真っ新なランドセルやカバンの贈呈があり、「よしっ!頑張るぞ!!」という意気込みと希望が益々子ども達の表情にあふれていました。
子ども一人一人をみんなが応援しています。
頑張れ!!みんな!!
卒業お祝い会
2021-03-06
青葉学園を巣立ってゆく子どもたちは、今年は6名います。その中には、幼児の頃から過ごした子達も含まれています。
それぞれ進路も決まり、車の免許も無事取得し、いよいよ巣立ちを目前にしています。
子ども達は、進路に向けて希望が広がり、笑顔を見せつつも未知の世界に飛び込むことに゛不安だらけ”と本音をのぞかせています。
そんな子ども達のために、何週間も前から子ども達・職員達が、皆で心を込めて丁寧にはなむけの言葉を色紙にしたためました。
色紙は、祝福と応援エールで埋め尽くされました。
「私たちはあなたを忘れないよ。応援しているよ」という思いで、色紙の表紙に集合写真を貼りました。
この色紙を卒業お祝い会で、6人の子ども達ひとりひとりに手渡されます。
お祝い会当日、メニューは、マグロ・タイの紅白刺身、天ぷらや菜花人参のお浸し、さくら麩三つ葉入りのすまし汁、ジュースやイチゴ大福が用意されました。
子ども達は喜び、張り切って配膳を手伝いました。
食事も楽しく頂き、卒業する子ども達のメッセージが述べられました。今までの感謝を述べながら目から涙が流れる子どももいました。
しかし、自分の進路に向かって頑張りたいと口にし、頼もしさも感じました。
ひとりひとり自分の道を踏みしめて前進してほしいと願わずにはおれません。
この色紙は、卒業するともひとりひとりに毎年贈っていますが、卒園してからもずっと、この色紙だけは大事にしていると卒園してから訪れては卒園生が言っているのをよく耳にします。
フッと寂しくなったり、辛くなった時、懐かしくなった時などに眺めていると一人ひとり落ち着くと・・
社会は、時として厳しい場面があると思いますが、たくましく、そこに根をおろして花を咲かせて欲しいと心から願っています。
お雛様を飾ったよ!
2021-02-27
2月7日深夜に10年前の大震災を思い出すような震度6弱の大きな揺れがありました。
東日本大震災を体験した子ども達の中には、不安と恐怖でリビングに集まり、雑魚寝する姿がありました。
幼児、小学生達は、大きな揺れにもかかわらず全く目覚めず、ぐっすり寝入っていた子も多かったようです。
同じ福島市内でも被害は多様でしたが、青葉学園では地盤が固い為か、大きな揺れにもかかわらず破損個所はなく、断水、停電もありませんでした。
新型コロナウィルスの流行に続き、思わぬ大地震で何かと不安も大きなものがありますが、心穏やかに暮らせるように近づいてくる3月3日の桃の節句に目を向けたいと思いました。
早速、青葉学園の正面玄関と女の子のホームにお雛様を飾りました。玄関がパッと華やいで気持ちも明るくなりました。
各ホームの玄関には、いち早く春を感じさせる生け花も飾られています。優しい表情のお雛様のお顔に心が癒されます。
今年初めて雛壇を目にするみんなの表情が歓声と共に和らいでゆくのを嬉しく思います。
3月3日、桃の節句(ひな祭り)当日は、雛あられのおやつに、ちらし寿司、茶わん蒸し、お吸い物tcの行事メニューで、女の子たちばかりでなく、子どもと職員皆の健康を願って、美味しく楽しいひとときを過ごす予定となっています。
新型コロナウィルスの問題など何かと目の前に不安や困難が立ちはだかりますが、希望を持って前進してゆきたいと思っています。
豆まきしたよ!
2021-02-04
節分の日は、暦のズレで2月2日固定ではないようです。そのため、今年は124年ぶりに2月2日が節分の日になりました。
今日のメニューは、楽しみにしていた恒例の恵方巻です。今年の恵方は、南南東とのことでした。
その方向を理解するのは、子ども達には難しく、皆であれこれ意見が飛び交いました。
さて、恵方巻は『恵方』を向いて黙って食べると願いが叶うという言い伝えがありますが、沈黙に堪えられず、「おいしいね!」「でっかい!」「具がバラバラになった」なと、ついつい口が開いてしまうホームもありました。
幼児から高校生まで、ひとりひとりが退治したい自分の中の心の鬼を考えました。
〇 勉強嫌い鬼
〇 怒りんぼ鬼
〇 片付けしない鬼
〇 泣き虫鬼 などなど
色々な鬼が登場しましたが、「退治したい鬼を心に思って追い出せばいいよね!」と公表せずに心に秘めたお年頃の子ども達の姿も見られました。
「鬼は~外!福は~内!!」
子ども達は大きい声を出して自分の心の中の退治したい鬼を追い出そうとしていました。
青鬼のコスチュームをつけたお兄さん登場で、リアル感が増したホームもありました。
用事で部屋を出て戻って来ないのは、青鬼に捕まってしまったのではないかと本気で心配する幼児もいたようでした。
幼児から中高生まで恥ずかしかったり、やらないなどなく、みんなで楽しくできました。豆も美味しく、歳の何倍も頂きました。
退治しなければならない心の鬼をしっかり追い出したいものです。
◆クリスマス会2023
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。