あおば日記
◆ あおば日記
七草粥を食べたよ。
2021-01-16
七草粥の習慣は、お正月の疲れた胃を休ませるために食べると言われますが、本来は五節句の人を大切にする「人日(じんじつ)の節句」という中国の行事のひとつであり、七種類の春の七草を食べて無病息災を願うようになったそうです。
日本の風習では、雪から出た若菜を摘んで食べて、新しい生命を頂く『若菜摘み』という風習があります。
こうした中国の風習と日本の風習の2つが混ざって七草粥が食べられるようになったとのことです。
野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補う目的も兼ねているとのこと。七草粥の説明を書いた紙を見て、子ども達は、納得しながら味わいました。
七草粥については、小学2年生の教科書に載っているので、呪文のように七草を唱えていました。
健康への願いを込められた七草粥を食べて、世界を揺るがしているコロナもインフルエンザも力強く吹き飛ばし、寒い冬も元気に乗り越えて行けますようにと、心から願っています。
2021年 新年を迎えて
2021-01-16
大晦日は、各ホームで年越しそばを食べ、テレビを観たり、ゲームをしたり、思い思いに少しながら新年になる一瞬をカウントダウンをして心待ちにしました。
時計の長い針と短い針が一本線になった途端、「明けましておめでとう」の声が飛び交いました。
眠くて声も出せない子どももいましたが、みんな元気に2020年の締めくくりの日を過ごしました。
元日、園庭に積もった雪の銀世界を見て、思いを新たにしながら、おせち料理やお雑煮を各ホームで頂きました。
「こんぶは、喜こんぶ」「エビは腰の曲がるまで元気に」など、おせち料理に込められた願いを唱えながらしっかりとお腹の中へ・・・
「一年の計は元旦にあり!」
今年一年間の目標を銘々に懐きながら、新たに2021年がスタートしました。
◎2021年うし年「モ~クひょう」
・3学期テスト全部100点を目指す
・勉強の復習をしっかりする
・受験合格!!
・残り3か月、休まず学校に行く などなど
お待ちかねのお年玉を園長先生から手渡されました。
「おぉ!待ってました!!」
子どもの喜びの声と笑顔が溢れます。
子ども達の頭の中は、欲しいものがあれもこれも浮かんでいるのでしょう。子ども達のワクワク感が伝わります。
新しい一年、今年こそ世界中の新型コロナウィルスが終息して身も心ものびやかに過ごせるようになることを願ってやみません。
昨年お世話になったお礼の気持ちを添えて、今年もどうぞよろしくお願い致します!!
Xmas会
2021-01-04
青葉学園の行事の中でも子ども達が一番楽しみにしているXmas会も例年とは異なり、内容を縮小するなどしたこともあり、世界を揺るがしているコロナの影響をひしひしと我が身に感じている子ども達の姿がありました。
今年はXmas会ができるのかどうか、゛サンタさんは、来られなくなるんじゃないか”など、子ども達にとって重大な関心事となっていて、本気で心配する姿が見られました。
例年だと地域の方々や学校の先生方と共にひとつ所で昼食を楽しんだXmas会でしたが、今年は外部の方をお呼びせず、それぞれ各ホームですることとなりました。昼食が済んだ後の2部のキャンドルサービス他、ビンゴゲーム、サンタさん登場とプレゼントの贈呈など内輪のみで行うこととなりました。
ソーシャルディスタンスを守りながらマスクをしっかり付け、なるべく大きい声を出さず、いつもの盛り上がりに欠けましたが、子ども達は大喜びで楽しみました。
各ホームでの会食の後、講堂で子ども有志5人によるハンドベルによるクリスマスソングの美しい音色が心に響きました。
みんな驚く程シーンとして聞き入っており、とても心が癒されました。新任職員の誘導で待ちに待ったサンタさんの登場に歓声が上がりました。
゛やっぱり来てくれたんだ!!”子ども達の顔がパッと輝きます。
サンタさんが、名前を喜んでくれて次々と自分のプレゼントを手にする子ども達の顔が輝いています。
子ども達は、ずっと前から自分の欲しいものをサンタさんに手紙を書いていました。
意外にも大きい子も小さい子も一番人気は、ぬいぐるみでした。
自分の身長と同じくらいの大きなぬいぐるみを手にした幼児は、大満足で満面の笑みを見せてくれました。
最後に全員マスクで換気しながらのキャンドルサービスが厳かに行われました。
子どもの代表による聖書朗読、そして次々にキャンドルに火が灯され、一つの輪になりました。
そして、常務理事よりクリスマスはキリストの誕生の日、なぜ誕生してくださったのか、キリストの生涯を通して人の愛を越えた愛があることが子ども達に話されました。全人類ひとりひとりが愛されている存在であることをクリスマス会を通してしっかり心に受け止めたいと思います。
この日の為のたくさんの心のこもった皆様のご支援に心から感謝申し上げたいと思います。
冬至 ゆず風呂に入ったよ!!
2020-12-26
先日、20cmを越えるドカ雪が降りました。
次の日の朝、カーテンを開けると前日の二倍位の積雪!!
辺り一面、銀世界になっていました。
園庭には、子ども達が作ったのか、つららを鼻に見立てた雪だるまが1つ、そして他にもかわいい雪だるま達が並んでいました。
外気温は、マイナスでも日に当たって動いていると汗ばんできますが、日陰でジッとしているとゾクッとして足から冷えてしまいます。
一年のうちで夜の時間が一番長い冬至の日です。
例年のごとく、事前に冬至の豆知識を書いたポスターを各ホーム毎に貼って、子ども達はゆず風呂に入るのを楽しみに待つことにしました。
さて、当日、子どもたちの反応はと言うと・・・
「おかえり!!今日は、ゆず風呂だよ。」
「やったぁ!!早く入りたい!!」
先に学校から帰った子と後から帰ってきた子の会話です。
お風呂をのぞいて・・
「わ!ゆずだ!あ~、いい匂いだねぇ!」と感激の声も聞こえます。
お風呂からあがった子ども達も・・
「お肌ツルツル!」
「めっちゃいい匂い!」
「ゆず風呂好き!!」
「体もいい匂いする!!」
ゆず風呂の話を聞いて、実際のゆずに触れて香りをかいで、冬至の日をしみじみ楽しんだ子ども達でした。
どの子どもも、この冬どうか健やかに!!
芋煮会
2020-11-14
吾妻山に初冠雪が見られ、里の紅葉が目に映えるようになりました。さぁ!いよいよ芋煮の季節がやってきました。
(注)東北地方では、野外で行う鍋料理のことを芋煮と呼んで、春・秋の自然の中で食事を楽しむことが恒例となっています。
コロナ禍で籠りがちでしたが、水質が日本一と言われる荒川の河原、水林自然林に出掛けました。
皆、楽しみにして前日から野菜の下準備をしたり、当日(11月7日)朝おにぎりを自分たちで握ったりしました。寒すぎることなく、ちょうど良い天気です。目的地に着くと、木々が足りなくなるほどに積極的に拾い、なかなか火がつかないことに四苦八苦、炭や薪の置き方などを教えてもらいながら懸命に風邪を送ってみんなで協力し合って火を起こしました。
子ども達は、火をつけることがこんなに大変な事なんだと意外な発見をしたようでした。
準備が整って芋汁を作りながら、一方で肉を焼き始め、焼き加減を見ながら美味しそうな匂いと「ジュ~!!」という音がする度に、皆で歓声をあげ、笑顔がはじけました。
「初めてだ!すげぇ~!」とBBQを初めて体験した子どもの大はしゃぎする声も聞かれました。
芋汁も身体がとてもあたたまって味も良い仕上がりでした。
普段やってもらうことの多い子どもたちですが、今日は「お姉さん達も食べな。私たちが焼いてあげるから」と振舞ってくれ、鍋、コンロ、網など全ての片づけを子ども達がテキパキときれいに片づけをしてくれました。
普段見ることのできなかった子ども達の優しく頼もしい姿をたくさん発見する場となり、大変うれしく思いました。
今日は、身も心もとても満腹になった芋煮会でした。
◆クリスマス会2023
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。