行事・イベント
◆ 行事・イベント
お楽しみ夕食会をしたよ!
2020-08-29
毎年、お盆に子ども達を喜ばせたい思いで、いつもよりちょっとリッチなメニューでの「お楽しみ夕食会」を行っています。
今年は新型コロナウイルスの影響で、食堂に全員が集まっては行わず、各ホーム毎に行いました。
メニューは、レタスとツナマヨ、キュウリをのりで巻いたサラダ巻き、カラフルなカニタマ。子ども達の大好きな鶏のから揚げ。
「から揚げ出るんだって!!」と子ども同士で情報交換している声が聞かれました。
その他にも、サラダチキンとレタス、ミニトマトのサラダ。それに、とうもろこし、枝豆、フライドポテトがありました。
「早く食べた~い!!」と子ども達の待ちきれない様子には、微笑ましく思いました。
準備のための掃除などの作業に積極的に取り組んだ子ども達は、「このから揚げ、サクサクしてて美味しい!!」「メニューが盛りだくさんだね!!」と予想通り大喜び!!
デザートには、2種類のカットケーキが食べられることにも目が輝き、長年にわたって支援してくださっているNTTありの実会様より頂いたスイカや飲み物にも、喜びのあまり目が泳いでキョロキョロしています。
そして、スイカや飲み物の他に花火もたくさん頂きましたので、すっかり陽が落ちるころ、運動場で残り少ない夏休みを思う存分楽しみました。
今年は新型コロナの影響で、夏休みはたったの16日間しかありませんでしたが、この様にあたたかな皆様の支援もあり、満腹と共に心も満たされたひとときを過ごすことが出来ました。
「美味しかった!!」「楽しかった!!」と言う、子ども達の満面の笑みを見て、職員の私たちも大変心が満たされました。心から感謝申し上げます。
手作り野球グッズ
2020-07-23


今年は、長雨が続いており、子ども達もなかなか外で思う存分遊ぶことが出来ずにいます。
そのようなスッキリしない天気が続く中、子ども達が僅かな晴れ間を見つけて熱中しているのが『手作りグッズ野球』です。
子ども達は、段ボールや箱などを駆使して器用に作った手作りのバットやグローブを持って運動場に集まると、みんなで野球を始めました。
園にも野球の道具は、もちろんありますが、子ども達は何より自分たちで工夫して作ったものを使う方が楽しいようです。そこに自分のグローブ(既製)を持っている中高生達もそれに混ざって、みんなで楽しそうに遊んでいます。
手作りバットを手にした一人に「上手に作ったね。自分で考えたの?」と声をかけると、照れたように頷いていました。我ながら自信作だったようです。
「見て!これ、一応adidasらしいよ?」と傍で見ていた高校生も感心しており、見ると確かにadidasのロゴが手作りバットにつけてありました。他の物も見ると、自分なりにキラキラのテープが巻いてあったりと、デザインにも凝っているようです。グローブもボールをキャッチしやすいように工夫してあり、感心してしまいます。
手作り野球グッズで、楽しそうに遊んでいる子ども達の様子を見ると、大変微笑ましく思います。
手作り野球グッズの材料の中には、古い教科書の再利用もあり、おやおやと思うものもありますが・・熱心に遊んでいる姿がかわいらしいので、そこは目をつぶって・・・
早く梅雨が明け、子ども達が思う存分、みんなで『手作りグッズ野球』を楽しめますように!!
七夕飾り
2020-07-18
七夕がやってきました。
本物の笹は、なかなか手に入らないので、本物そっくりの笹と共に色とりどりの短冊の紙を用意しました。
七夕の由来を話し合う良い機会とするために、七夕の由来を書いたチラシも添えました。
遠い昔の平安時代に日本に伝わった時には、里芋の葉にたまった夜露を天の川のしずくとして集めて硯で墨をすって、カジという植物の葉に文字を書くという行事があったそうで、江戸時代にはさらに形を変えて、現在では、生命力が強い竹や笹に神様が宿るとされ、短冊に願い事を吊るすようになったようです。
さて、子ども達はどんな願い事を書いたのでしょうか・・
・勉強をやる気になりますように
・部活のレギュラーになりたい。
・大金持ちになれますように。
・将来、将棋士さんになれますように
・コロナがおさまりますように
・たくさん食べても太らない体になりますように
・彼女が出来ますように
・運が良くなりますように
・魔女になって魔法が使えるようになりたい。
・身長が伸びますように etc
願いが叶いますようにと、短冊を目の前に手を合わせる姿は、何とも微笑ましく思いました。
七夕の夜には、織姫と彦星が会えるように小さな子どもたちは、てるてる坊主を作りました。
子どもたちの願いが叶いますように、切に願いたいと思います。
ちまき作り
2020-07-04
新型コロナウィルスが流行する中、世界中で命を守るために、今なお対策が講じられています。
旧暦の端午の節句は、今年は6月25日ですが、私たちの住む福島市では、端午の節句にちなんで『ちまき』を作る風習があります。
青葉学園では、笹の葉の成長に合わせて、毎年旧暦の子どもの日に『ちまき』を食べ、菖蒲湯につかって子どもの健康な成長を願っています。
『ちまき』は、その地方で形も味も違うようですが、福島の『ちまき』は、1枚の笹の葉を三角の筒状にしたところに、もち米を入れ、もう1枚でふたをする様に折り込んで、それをいぐさで縛って作ります。笹の葉といぐさの香りは、何とも言えない情緒を感じます。
園長をはじめ、ちまき作りに参加しようと三角巾とエプロン、マスクに身を包んだ職員有志16人が集合しました。
「あれぇ、米がこぼれた!あっ、いぐさが切れた!」
「いぐさの巻き方、次は、どうやるんだっけ?」
初めて体験する職員もいて、ハプニングもありましたが、皆楽しそうに『ちまき作り』に挑戦しました。
後半は「よし!うまく出来た!」「作り方覚えました。」という声も聞かれ、全部で225個完成しました。
その日のおやつは『ちまき』。
子ども達は、自分達の健康を願って作られた『ちまき』を頬張って大喜びでした。
そして、邪気を払う薬草、勝負に強くなるという由来に従って、菖蒲湯に浸かりました。
職員一同、子ども達が元気で健やかに育つことを願っています。
駄菓子屋さん
2020-07-04
今年は新型コロナの影響で、長らく子ども達も分散登校を続けることとなり、園でもステイホームが続いていました。
そんなステイホーム期間、買い物外出も見送りとなり、残念がる子ども達の様子が見受けられました。
その様な折、子ども達の表情が一変することが、ありました。
駄菓子屋さんごっこを思いついたのです。
子ども達が大好きな飴玉、ゼリー、うまい棒、サラミ、ジュース、ポテトチップ、チョコレート、麩菓子が並びます。
子ども達が値段を決めていきました。
「どうしようかなぁ。これは30円、これは20円、100億円!無限!・・なに!?」
楽し気な構えのお店の他に、紐を引っ張るとお菓子が上がってくるという工夫を凝らしたくじ引きコーナーもあります!
お店屋さんとお客さんの二手に分かれて両方を体験しました。
「いらっしゃいませ!ジュースはいかがですか?」
「あっちが空いているから行ってみようか。10円玉を何枚出せば買えるの?」
お金を払って気に入った駄菓子を手渡されると「本当の買い物みたいだね!」と目をキラキラさせる姿が見られました。
子ども達は、お金の計算をしながら、自分の好きなお菓子を買ったり、お店屋さんになって、お客様の立場を体験できたことが、よほど楽しかったのでしょう!
「楽しかったね!」に続いて、「こんなに楽しいことを考えてくれてありがとう!!」という言葉を添えてくれたことが、一番嬉しく心に響きました。
子どもも職員も思った以上に共に楽しめたひとときでした。
~コロナが落ち着いたら、今まで通り本物のお金を使って街に買い物に行けますように~
※ 最近になって、園でもようやく少しずつ職員付き添いの元で買い物も行けるようになってきたところですが、依然として感染対策には十分留意し、現在でもステイホームを続けています。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。