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あおば日記

◆ あおば日記

卒業お祝い会

2023-03-10
 3月になると卒業の喜びと共に、入社や入学といった新しい出発の不安と期待、準備のあわただしさが入り混じった季節となります。

 今年は小学6年生から高校3年生までの9名(小6➀、中3⑤、高3➂)の子ども達が卒業を迎えました。

 皆それぞれ違う道が示されて、その方向に向かおうとしています。今、その準備が着々と進められているところです。

 「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」とは、よく言ったものだと感心します。

 個々の子ども達の状況に合わせて、時に追われるようにしてみんなで前進しています。高校入試のエールの思いも込め、各ホームで卒業お祝い会が行われました。

 特に高校を卒業した3名は青葉学園を離れて自分の道を歩みます。「不安だ」と語るその表情には、どこか希望の思いものぞかせています。

 「大丈夫、みんな一人一人初めてというスタートを通るのだから」という声掛けに頷き、ほんの少しの笑みが返ってきました。

 社会人として巣立つ子3人には、集合写真を添えたお祝いメッセージ色紙が送られ、自分宛に書かれた一人一人のメッセージに目を通し噛みしめながら、とても和やかな楽しい時を過ごしました。

 「青葉学園で生活することができて本当に良かったと思っています。ありがとうございました」との卒業生のこの言葉は私たちの心に宝石のように輝きます。

 青葉学園のシンボルフラワーである『たんぽぽ』のように踏まれても踏まれてもたくましく、厳しい季節を乗り越えて地面に広く根を張って、花を咲かせていって欲しいと願わずにはおれません。

 子ども達にそんな思いを込めた「大福もち」がメニューにそっと添えられました。メインのお刺身、天ぷら料理にも舌鼓を打ちながら卒業お祝い会をそれぞれのホームで楽しむことができました。

 ここまで前進できました。皆様の支えに大変感謝しています。本当にありがとうございました。

ひな祭り

2023-03-10
 只今、本館管理棟改築計画に基づいて、昨年末より解体作業が行われています。

 子ども達のホーム移動はありませんが、その他は移動の為大きく日常が変化している中、いよいよ3月を迎えました。

 そんなひな祭りが近づいたある日、女子ホームと仮事務室の玄関に雛人形を飾りました。

丁寧にしまわれていた箱から出されてくる優しい穏やかなゆったりとしたお雛様の表情にハッとさせられ、せわしさと寒さで 縮こまっている心身が自然にほどけてくるような感覚に満たされて心地よさを覚えました。桃の花をあしらった生け花が飾られ、あたたかな春の訪れをいち早く感じることができてほのぼのとした気持ちになりました。

 このお雛様に、しばし見守られ、皆で心満たされて過ごすことができると思います。

 さて、ひな祭りメニューが楽しみです!!

 ちらし寿司、茶わん蒸し、菜の花和えとすまし汁です。

 いつもと違う心躍る春らしいメニューに、子ども達の目が輝き、笑顔が並びます。

 日本には季節ごとに色々な行事があります。

 それらの行事は、子ども達が元気で健やかに成長してほしいという祈りや願いが込められていると思います。

ひとつひとつの行事がそれに因んだ心のこもった行事を通して、子ども達への温かで力強いメッセージが「心の栄養」として養われていくことを切に願っています。

 

豆まきしたよ!!

2023-02-09
 節分が近づき、自分の心に宿ってしまった鬼を考え、鬼作りをしました。それぞれのホームの鬼の発想が楽しいです。

 子ども達のやっつけたい鬼とは、どんな鬼なのでしょう。

 そして、自分自身の中に鬼が潜んでいる事に気付いているのでしょうか?聞いてみました。

 ・ 悪口鬼
 ・ いじわる鬼
 ・ 寝坊鬼
 ・ 怒りん坊鬼    などなど
 
 子ども達は、案外心の中に居て欲しくない鬼の存在を自覚している様でホッとしました。

 それらを追い出すことに職員一同、ぜひ力を貸したいと思っています。

 「オニは、外!!福は、内!!」と鬼を力いっぱい追い出し『福』を全力で呼び込めるように大豆や落花生が力強く撒かれました。

 今年の恵方は、南南東とのことです。

 子ども達は、作って貰った立派な恵方巻をとても喜びました。

 そして、『福』を逃さない様に、黙して食べることに努め、美味しそうに頬張りかぶりついていました。

 子ども達、ひとりひとりが自分の中の鬼と戦いながら多くを学び、成長を繰り返して『福』にたどり着いて欲しいと願わずにおれません。

 職員一丸となって後押ししたいと思っています。
 

雪遊び

2023-02-01
 厳しい寒波に見舞われ、青葉学園のある福島市も大雪が降りました。

 園でも雪かきが間に合わないほど積もりました。

 職員が雪にうんざりしている隣で、子ども達は大はしゃぎ。

 今年は倉庫からカラフルな色のそりを取り出して、中庭から運動場へ続く坂道でそり滑りを楽しみました。

 小さい子から中学生まで順番にそり滑り。

 とっても寒い日でしたが、青空が広がり、子ども達のキャーキャーと喜ぶ声が心地よく響いていました。

 スピードの出過ぎた小さい子のそりを中学生が止めてくれたり、転んだ子にそっと手を差し伸べてくれたりと、優しさも垣間見え、心がホッと温まる雪遊びでした。

 子ども達の底抜けに明るく弾ける声は、元気の源で皆の栄養ドリンクです!!

新年会と初詣

2023-01-19
 今年は雪のない穏やかな元旦を迎えました。昨年は、コロナ感染拡大防止対策の為に我慢の多い一年でしたが、今年は心身ともに元気で恵み多き年になることをここより願っています。

 ところで、おせち料理は?重箱に伊達巻、高野豆腐、フキ、シイタケなどの煮物、エビ、紅白かまぼこ、数の子青豆、栗きんとん、黒豆、こんぶ、チキン、ゴボウ巻きなど・・彩りよく並んでいます。

 ホームの職員が四角のお重に全部をどう並べて入れるか力を合わせて頭をフル回転させて工夫した愛情たっぷりのおせちです。

 その様子を見て子ども達は興味津々!!

 一つ一つの料理の意味や託された願いを思い描きながらお雑煮と共に味わい美味しく、楽しく頂くことができました。

 その後は、心待ちにしていたお待ちかけのお年玉に心が踊ります。

 前から欲しかったものを思い浮かべながら、子ども達は感謝と1年の抱負をひとつずつ発表して、お年玉をワクワクしながら受け取りました。

 今年の抱負
 〇 学習を頑張る
 〇 ヒットをたくさん打つ
 〇 中学校で勉強を頑張る
 〇 縄跳びを頑張る
          などなど

 そして、コロナ感染拡大防止のために外出を控え、園内で過ごしていた子ども達ですが、冬休みの最終日、混雑を避けて時期をずらし中野不動尊まで初詣にいったホームもありました。

 初めてお参りする子どもも多く、建物や自然にびっくり・・

 お小遣いからお賽銭を投げ、各々今年一年の願いや目標を伝えて来ました。

 お土産の玉こんにゃくは、ほくほく!!

 寒い日でしたが、体があたたまりました。

 2023年が良い1年になりますように!!

 皆で頑張りたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願い致します。



◆クリスマス会2023

荒野の果てに
 
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
 昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。

 そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。

 今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。

 きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。

◆クリスマス会2022

聖歌隊

2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
 青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。

 しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。

 今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。

◆ クリスマス会2021

ハンドベル演奏

 ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。

 子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。

聖歌隊

 青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。

 聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。

 本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。


 
社会福祉法人 青葉学園
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