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あおば日記

◆ あおば日記

楽しく学ぼう! 防災教室

2024-08-23
 日本は災害が多い国です。こども達が普段から自分の身を守れるよう、この日は講師のT先生による防災教室が行われました。

 防災教室には幼稚園児から高校生までのこども達が参加しました。グループごとに配られたパネルには大きな川や高い山々、ビルや家など街の様子が描かれています。

 T先生が「もしこの街で災害が起こるとしたら、どんなものがあると思う?」と問いかけると、こども達はパネルをよく見て話し合いを始めました。

 「もしたくさん雨が降ったら、川の水が増えたり土石流が起こるかもしれないよ」「大きな地震が起きたら、高い建物の近くは危ないよ」など、次々と意見が出てきます。

 話し合いながら、私たちの生活には災害がいつどこで起こってもおかしくない事、常日頃から「もし災害が起きたら」と考えることが万が一の時に自分の命を守ることにつながるという事など、楽しみながら学ぶことができました。

 青葉学園では昨年度までにBCP(事業継続計)を策定しました。この地域で起こり得る様々なリスクを事前に想定して、どのような対策をすればよいのかを常に考えています。毎月の避難訓練やこうした機会を通して、大人だけでなくこども達にも防災への意識を持ってもらえたら、と思っています。

 こども達のためにと快く足を運んでくださったT先生に、感謝申し上げます。

夏祭り

2024-08-06
 5月にNPO法人シャロームさんや地域の方々と協力して植えたヒマワリが見事に花を咲かせ、黄色いじゅうたんのように広がっています。

 そんな中、シャロームさん主催による夏祭りが地域交流(いさご)ホールで行われました。ホール内には色々なコーナーが設けられていて、まるでお祭りの縁日の様な雰囲気です。

 できたての焼きそばは、もっちりとした麺がとっても美味しかったです。かき氷はお好みのシロップをかけてもらいました。暑い中で食べるヒンヤリと甘い味は最高です!

 お菓子釣りのコーナーではみんなが本気になって挑戦していました。釣れた時には「やったぁー!」と喜びの声をあげたり、うまくいかなかった時にはくやしい表情をしながらも何度も挑戦したりするこども達の姿がありました。

 アートコーナーには大きな模造紙が用意されていました。こども達は自分の手にインクを付けてそれをスタンプの様に紙に押し付けます。はじめは何もなかったところに少しずつみんなの手形が集まると、最後には手形を花びらに見立てた素敵な花畑が完成しました。

 その他にもマジックショーの時間などもあり、マジックが成功するたびにこども達の歓声があがっていました。

 シャロームさんによって、青葉学園だけでなく地域の方にも参加していただき一緒に楽しさを共有できたことは、夏休みの楽しい思い出になりました。ご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。

七夕

2024-07-08
 いよいよ文月に突入しました。6月末から準備された七夕の笹は、色とりどりの折り紙で作られた飾りや、願いごとが書かれた短冊でいっぱいです。

 七夕は織姫と彦星が一年に一度の再会を願う行事とされ、こども達もお願いごとを書いた短冊をつくりました。さて、どんなお願いごとをしたのでしょう。

・高校受験に合格できますように
・大きくなれますように
・足が速くなりますように
・良い成績がとれますように
・天才になれますように
・野球がうまくなりますように
・サッカーがうまくなりますように
・みんなとなかよくできますように

その他にも、こども達が想いを込めた短冊がたくさんぶら下がっていました。

 みんなの願いが叶いますように。そしてその想いをバックアップできるよう努めたいと思います。

最後に 「みんなが笑顔で元気に成長しますように」
一同、心から願っています。



こどもの日 旧端午の節句を迎えて

2024-06-25
 5月5日のこどもの日は、毎年恒例のゲーム大会を開催しました。吾妻山を背にした運動場で子どもも大人も一緒に思いきり体を動かし、そして柏餅を食べました。

 本来、5月5日に「ちまき」を食べて「しょうぶ湯」に浸かり、子ども達の災いを避ける風習があります。しかし、東北地方の福島ではこの時期にはまだ気温が低く、笹やしょうぶの葉が育っていないため旧暦で行われます。

 今年は旧暦の6月10日に立派に育ったしょうぶの葉が各ホームに配られ、子ども達はしょうぶ湯に浸かりました。また、笹の葉といぐさの香りで何とも言えない風流さがかもし出される中、伝統のちまきづくりも開始されました。

 ちまきは、三角錐に丸めた笹の葉の中にもち米を入れ、もう一枚を蓋のようにかぶせ折り込み、いぐさで巻いて作ります。

 エプロンと三角巾・マスクに身を固めた11名の有志メンバーが集まりました。ちまきづくりが初めての職員や実習生からは「あ、笹からお米がこぼれた」「いぐさが切れちゃった」などのハプニングもありましたが、何個も作っているうちにマスターし、子ども達が楽しみにしていることや、喜んで食べる姿を思い浮かべながら、みんな楽しんで作りました。

 出来上がったちまきの山が大きくなるにつれ残りの笹の葉・いぐさ・もち米が減っていき、総数200個のちまきができあがりました。それを栄養士さんが大鍋でゆでてくれて完成。今日のおやつはちまきです!

 子ども達は自分達の成長が見守られている安心感と共にちまきを味わい、お腹を満たしました。傍らには、その姿を温かなまなざしで見守る大人たちの姿がありました。

地域小規模ホーム感謝会

2024-06-14
 市内2か所にある地域小規模ホームは、5月19日、5月26日とそれぞれ、感謝会を開きました。

 子どもたちが日々、すこやかに生活することができるのは、地域の皆さま、町内会の皆さま、また関係者の皆さまのあたたかなご理解とご支援があってこそ。
この会は、日ごろの感謝の気持ちをお伝えするとともに、児童養護施設で生活する子どもたちと顔と顔を会わせて身近に接し、更に理解を深めていただく大切な時間になると感じています。

 職員が装飾や会場のセッティングをしていると、中にはお手伝いをしてくれる子も。会に向けて子どもたちとともに準備を進めることができました。

 感謝会が始まると子どもたちは緊張を見せながらも、普段以上にしっかりとした様子でハキハキと自己紹介をしたり、自分の趣味や頑張っていることを紹介したりと、日ごろの感謝の気持ちが伝わるよう、お客様とお話する様子がみられ、職員一同もとても誇らしく、うれしい気持ちで満たされました。

 束の間ではありましたがお客さまと談笑を楽しむことができ、和やかな会となりました。
お忙しい中ご出席いただいた皆さまに感謝申し上げます。これからも引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。




◆クリスマス会2023

荒野の果てに
 
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
 昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。

 そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。

 今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。

 きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。

◆クリスマス会2022

聖歌隊

2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
 青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。

 しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。

 今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。

◆ クリスマス会2021

ハンドベル演奏

 ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。

 子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。

聖歌隊

 青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。

 聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。

 本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。


 
社会福祉法人 青葉学園
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