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あおば日記

◆ あおば日記

のり子おばさん ありがとう!!

2022-07-28
 30年以上に渡り、青葉学園で勤務されてきた職員の突然の訃報が届きました。

 長年、青葉学園で子ども達の食事を作ってくださり、また園内の花壇などの環境整備にも尽力してくださって、子どもや職員から『のり子おばさん』と呼ばれて親しまれてきました。

 6月に入り体調を崩され、しばらく療養されていましたが、令和4年7月19日に急逝されました。とても悲しく残念でなりません。

 ご自宅も園の近くにあり、子ども達の登下校の際には、優しく声をかけてくれるなど、子ども達にとっても親しみの深い職員でもあり、子ども達だけでなく、地域の方々からも慕われ、まるで『ひまわり』のような存在でした。

 ご遺族のご厚意で葬儀に先立ち、青葉学園にも立ち寄ってくださり、子ども達と職員共にお別れをさせて頂きました。

 子ども達も今までお世話になったのり子おばさんの突然の訃報に接し、かなりショックを受けていたようですが、最後のお別れをみんなでしました。

 その後も、のり子おばさんの思い出話をしている子ども達の姿がありました。

 今でも園内を歩くと、のり子おばさんが優しい笑顔で声をかけてくれるような気がしています。

 のり子おばさんが、愛情持って作ってくださったご飯で大きくなった子ども達は大勢います。

 職員子ども共に、心よりご冥福をお祈りいたします。

 のり子おばさんに頂いたあたたかさ、優しさ、笑顔を決して忘れません。

 のり子おばさん、本当に今までありがとうございました。

 

七夕

2022-07-07
 蒸し暑い日が続いて、子ども達は汗をほとばしらせながらも、元気に身体を動かしています。

 やっぱり子どもはエネルギッシュだと感心します。

 どんな時でも時間はちゃんと過ぎてゆき、いつの間にか七夕が近づいてきました。

 各ホームでは、笹の葉が用意され「七夕の短冊ってどんな意味があるの?」という説明のパンフレットも配られ、子ども銘々に願い事などを考え始めました。

 ・最後の中学生活を楽しめますように

 ・次の定期テストで合計点数があがりますように

 ・生まれ変わったら鳥になれますように

 ・コロナウィルスがなくなり、平和になりますように

 昔から織物が上手な織姫にあやかり「物事が上手になるようにお願いし、笹の葉に飾ると織姫と彦星の力で願いが叶う」という言い伝えがあるようです。

 ひとりひとりの短冊の願いが叶って、世界中に平和と笑顔が満ちあふれることを心から願っています。

創立76周年記念

2022-07-07
 6月に青葉学園は76歳の誕生日を迎えました。

 全員で近くの創立者夫婦が眠るお墓への墓参を行った後、式典が行われました。

 創立者の三尾砂(みおいさご)、寿美子(すみこ)がたどってきた歴史を振り返っての講話が例年あります。

 年を重ねれば重ねるほど、子ども達にとってパネルや写真で見る創立者三尾砂・寿美子夫妻は遠い歴史の人物になっていくのでしょう。

 三尾砂が元気だったら今年120歳です。創立者をもっと身近な存在として感じるエピソードが聞きたいとのグッドアイディアがある職員から出ました。

 元気だったころの創立者夫婦を知っている職員は、現在8名程ですが、もっともよく知る職員から生前の様子を予め聞いた内容を紹介しながら、創立者の人柄を身近に感じるお話しがありました。

 子ども達は「え?そうなの?」と関心を寄せていました。

・子ども達の将来を見据えていた

・とても穏やかで温厚であったこと

・四国香川県出身で発明家であり、医者や蘭学者、地質学者など多彩な才能を持っていたとされる平賀源内の子        孫の家とは、家族ぐるみのお付き合いだったこと(創立者の岩石観察の趣味は平賀源内の影響を受けたのかもしれません)

・三尾砂は言語学者だったため、植物学者の牧野富太郎の描いた植物図鑑の説明書きを手伝っていた。その為、植物には大変詳しかった。

・大変達筆で短歌に精通していた。

・讃岐の人であった為、うどんが好きだった。他にあんこや即席ラーメンが好きだった

などなど

今回はより一層「創立者 三尾砂」が身近に感じられた式典となりました。

餃子づくり

2022-07-07
 「今日の夕食に大好きな餃子を作ってみよう!」ということで、子ども達は朝から興味深々で楽しみにしていました。

 各ホームには、食べ盛りの子ども達が6~8人がいます。

 具材を刻むのは、大変な事でしたが「私も手伝う!!」と子ども達からの嬉しい助っ人発言を受けて、感染対策に気を付けながら進めていきました。

 具材を切る、混ぜる、焼くの役割分担を決めたホームもありました。

 「自分の餃子を自分で包んでみよう!」との提案にも子ども達は皆乗り気で取り組みました。

 具材を詰めすぎてしまう子、春巻きのように包む子、うまくヒダが作れない子など様々でしたが、お互いに教え合ったり、見せ合ったりしながら笑顔がこぼれ、楽しい作業になりました。

 余ったタネは、ハンバーグにして焼いたり、肉団子スープを作ったり工夫をこらしました。

 「やっぱり自分達で作ったのはいいわぁ!おいしい!!」と全て残さず完食しました。

 職員が焼いた餃子も味付、焼き加減共に子ども達に大好評でした!!

 今までは厨房で作って貰うことが殆どでしたが、7月からは厨房を閉じ、各ホームごとに食事を作ることになりました。

 「一般の家は、いつもこんな感じなのか」「毎日こうやって3食作るの大変」などの会話も出ていました。

 今後は「大変」もありますが、作る「楽しさ」や団らんの「幸せ」も同時に味わって心身の栄養として取り込んで将来のバネにして欲しいと心から願っています。

ちまき作り

2022-06-10
 旧端午の節句の6月3日に職員有志でマスク・三角巾とエプロンに身を包み、ちまき作りをしました。

 ちまき作りは初めての職員もいましたが、笹の香りといぐさの香りに包まれた三角のちまき作りには、興味津々です。

 300個分の笹の葉といぐさ、そしてもち米がテーブルに並びました。紅白のちまきになるように白いもち米の半分は、黒米が混ぜられています。

 さて、ちまき作りを始めましょう。

 ひとつのちまきには、2枚の笹の葉が必要です。
 
 1枚の笹の葉をロート状に丸めてもち米を入れ、もう一枚の笹をかぶせてお米が出ない様に折り曲げてからイグサを3つの角にかかるように結んで出来上がりです。

 「あっ、お米がこぼれた!」「笹が破れちゃった!」「わっ、紐が切れた!」などのハプニングの声に混じって「出来たぁ!すごい!」の歓声も聞かれ、1時間ほどで目標数を達成することができました。

 今日のおやつは、もちろん紅白のちまきです。

 子ども達が元気にすくすく育ちますようにという願いを込めたちまきを毎年喜んで食べてくれるのが嬉しいのです。

 そして、菖蒲湯の菖蒲も用意しました。

 香りも楽しみながら湯に浸り、子ども達が心も身体も丈夫に育って欲しいという思いが伝わっていくことを願っています。



 



◆クリスマス会2023

荒野の果てに
 
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
 昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。

 そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。

 今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。

 きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。

◆クリスマス会2022

聖歌隊

2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
 青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。

 しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。

 今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。

◆ クリスマス会2021

ハンドベル演奏

 ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。

 子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。

聖歌隊

 青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。

 聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。

 本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。


 
社会福祉法人 青葉学園
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