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あおば日記

◆ あおば日記

七夕

2024-07-08
 いよいよ文月に突入しました。6月末から準備された七夕の笹は、色とりどりの折り紙で作られた飾りや、願いごとが書かれた短冊でいっぱいです。

 七夕は織姫と彦星が一年に一度の再会を願う行事とされ、こども達もお願いごとを書いた短冊をつくりました。さて、どんなお願いごとをしたのでしょう。

・高校受験に合格できますように
・大きくなれますように
・足が速くなりますように
・良い成績がとれますように
・天才になれますように
・野球がうまくなりますように
・サッカーがうまくなりますように
・みんなとなかよくできますように

その他にも、こども達が想いを込めた短冊がたくさんぶら下がっていました。

 みんなの願いが叶いますように。そしてその想いをバックアップできるよう努めたいと思います。

最後に 「みんなが笑顔で元気に成長しますように」
一同、心から願っています。



こどもの日 旧端午の節句を迎えて

2024-06-25
 5月5日のこどもの日は、毎年恒例のゲーム大会を開催しました。吾妻山を背にした運動場で子どもも大人も一緒に思いきり体を動かし、そして柏餅を食べました。

 本来、5月5日に「ちまき」を食べて「しょうぶ湯」に浸かり、子ども達の災いを避ける風習があります。しかし、東北地方の福島ではこの時期にはまだ気温が低く、笹やしょうぶの葉が育っていないため旧暦で行われます。

 今年は旧暦の6月10日に立派に育ったしょうぶの葉が各ホームに配られ、子ども達はしょうぶ湯に浸かりました。また、笹の葉といぐさの香りで何とも言えない風流さがかもし出される中、伝統のちまきづくりも開始されました。

 ちまきは、三角錐に丸めた笹の葉の中にもち米を入れ、もう一枚を蓋のようにかぶせ折り込み、いぐさで巻いて作ります。

 エプロンと三角巾・マスクに身を固めた11名の有志メンバーが集まりました。ちまきづくりが初めての職員や実習生からは「あ、笹からお米がこぼれた」「いぐさが切れちゃった」などのハプニングもありましたが、何個も作っているうちにマスターし、子ども達が楽しみにしていることや、喜んで食べる姿を思い浮かべながら、みんな楽しんで作りました。

 出来上がったちまきの山が大きくなるにつれ残りの笹の葉・いぐさ・もち米が減っていき、総数200個のちまきができあがりました。それを栄養士さんが大鍋でゆでてくれて完成。今日のおやつはちまきです!

 子ども達は自分達の成長が見守られている安心感と共にちまきを味わい、お腹を満たしました。傍らには、その姿を温かなまなざしで見守る大人たちの姿がありました。

地域小規模ホーム感謝会

2024-06-14
 市内2か所にある地域小規模ホームは、5月19日、5月26日とそれぞれ、感謝会を開きました。

 子どもたちが日々、すこやかに生活することができるのは、地域の皆さま、町内会の皆さま、また関係者の皆さまのあたたかなご理解とご支援があってこそ。
この会は、日ごろの感謝の気持ちをお伝えするとともに、児童養護施設で生活する子どもたちと顔と顔を会わせて身近に接し、更に理解を深めていただく大切な時間になると感じています。

 職員が装飾や会場のセッティングをしていると、中にはお手伝いをしてくれる子も。会に向けて子どもたちとともに準備を進めることができました。

 感謝会が始まると子どもたちは緊張を見せながらも、普段以上にしっかりとした様子でハキハキと自己紹介をしたり、自分の趣味や頑張っていることを紹介したりと、日ごろの感謝の気持ちが伝わるよう、お客様とお話する様子がみられ、職員一同もとても誇らしく、うれしい気持ちで満たされました。

 束の間ではありましたがお客さまと談笑を楽しむことができ、和やかな会となりました。
お忙しい中ご出席いただいた皆さまに感謝申し上げます。これからも引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

あおばの小人さんたちから「春のメッセージ」

2024-05-14
 昨年、みんなに向けてこっそりと砂のメッセージを残してくれた可愛らしい小人さんたち。春の訪れとともに、今年もまたやって来てくれたようです。

 さわやかな陽気に誘われて運動場に向かうと、何やら楽しそうな小人さんたちの声が聞こえてきました。様子を見ていると「ツバキの花散っちゃったね。でもきれいだね」と言いながら、落ちているお花を拾い集めています。そして「何にする?『おはよう』『ありがとう』『おつかれさま』とか…?」と、どんなメッセージにするか会議中のようです。

 しばらくすると、可愛らしい花びらの文字が出来上がりました。
『いつもありがとう』

 しかし、まだまだ小人さんたちのアイディアは尽きません。
「もっとこうした方がいいんじゃない?」
「文字のバランスは…」
「顔はピンクの方がかわいい!」
改良を重ね、さらに可愛らしくステキなメッセージに仕上がりました!

 出来栄えに満足した小人さんたちは「お姉さん見て!写真撮って!」と嬉しそう。「どうすれば(メッセージも)入るかなぁ」と、撮り方も工夫しながら記念撮影をしました。みんなとってもいい笑顔です。

 可愛い小人さんたち、みんながほっこりするメッセージをありがとう!!



新学期スタート!!

2024-04-15
 春風が心地よい季節となり、いよいよ新学期が始まりました。緊張した様子で中学・高校に入学した新一年生でしたが、それぞれ新しい制服やカバンを身につけて希望と期待に胸を膨らませ登校していくその後ろ姿からは、堂々と、そして一段と力強いオーラを感じます。

 新しい学校、新しい先生、新しい友達…
クラスメイトや先生に声を掛けるなど、自ら新しい世界に飛び込んでいく前向きな姿に成長を感じる場面も見られました。

 「Boys be ambitious(少年よ、大志を抱け)」ふと、この言葉が浮かんできました。子ども達にとって大きく羽ばたく節目の年。一歩一歩力強く大地を捉えて前進してほしいと心から願っています。

 さて、4月に新しい職員6名を迎え、美しく咲き誇った満開の桜の下で歓迎会を行いました。キジやウグイス、シジュウカラ、その他の野鳥の美しい声をBGMに、谷口理事長を囲み親睦を深めました。吾妻山の雪うさぎも、花と花の間からこちらをのぞいています。大変贅沢な環境に癒されながら、仲間たちと楽しい時間を過ごせたことに感謝したいと思います。

 さぁ!みんなで助け合って、子どもも職員も心豊かに成長できる青葉学園を目指していきましょう!!


◆Photos
 「入学・進級お祝い会」
 「新任職員歓迎会」



◆クリスマス会2023

荒野の果てに
 
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
 昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。

 そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。

 今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。

 きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。

◆クリスマス会2022

聖歌隊

2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
 青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。

 しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。

 今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。

◆ クリスマス会2021

ハンドベル演奏

 ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。

 子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。

聖歌隊

 青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。

 聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。

 本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。


 
社会福祉法人 青葉学園
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