あおば日記
◆ あおば日記
節分
2025-02-07
園庭にはまだあちらこちらに雪が残っている寒い毎日ですが、元気に登下校している姿を見るとこども達から元気パワーをもらっていることに気づかされます。
さて、今年の立春は2月3日です。2月の初めは一年のうちで一番寒い時期でぽかぽか陽気の春まで程遠く思われますが、それでも「立春」という文字からかすかな暖かさを心で感じ、嬉しい気持ちがふくらみます。
そんな立春の前日が節分ということで、各ホームではまぐろ、きゅうり、たまご、かんぴょうなどが入った恵方巻が用意されました。今年の恵方は「西南西」です。みんなでその方角を向き、だまって食べるはずでしたが、、、
「ボク、しゃべってないよ!!」と得意げに宣言する声に思わず吹き出す場面もありました。
自分の中から追い出したい “オニ” を聞かれ「ない!」と即答しつつも、よ~く考えてみてと言われると「やっぱりある。嘘つきオニと泣きむしオニ!」と答えていました。その他にも “ぐずぐずオニ” や “散らかしオニ”、“寝坊オニ” など色々な “オニ” がみんなの口からぞろぞろ登場しました。
そして「鬼は外!福は内!」と心を込めた力強い声に合わせて “オニ” めがけて豆をまきました。みんなのオニが逃げて行ってくれることをこども達とともに願った節分のひとときでした。
雪あそび
2025-01-22
休みの日の朝、運動場の方から何やら男の子達の元気な声が聞こえてきました。その声につられて外に出ると、数人のこども達がそり滑りを楽しんでいました。
坂の上から下までまんべんなく雪が行き渡るように他の場所からスコップで雪を運んでくる子と、運ばれた雪で滑走路を整える子がいて、更に坂の上では低学年の子たちが順番に滑れるよう見守っている大きい子たちの姿がありました。
上から滑ってきて途中で横滑りになると「あ~~~っ!!」、一気に下まで滑ると「おーーーっ!!」と、滑る度に盛り上がっていました。みんなの顔からも自然と笑がこぼれます。滑っては坂を駆けあがり、を何度も繰り返している様子に、見ている大人も夢中で遊びに興ずる楽しさを共有していました。
他の場所では女の子達がつくった「かまくら」も発見しました。中に一人入れるくらいの大きさですが、しっかり固めて頑丈なかまくらに仕上がっていました。
小さい子から大きい子までみんなが楽しめる雪あそび。子ども時代の無心な遊びは元気の源だと感じたひとときでした。





新年を迎えました
2025-01-03
あけましておめでとうございます。
いよいよ巳年の新しい年を迎えました。
大晦日から1日しか違わないのに不思議と気持ちはスタート地点にリセットされ、今日から始まる「2025年」にどんなことが待っているのか、“未来が詰まった箱”を開けるワクワクドキドキを感じます。
こども達はお待ちかねのお年玉をもらい、大喜びです。それぞれのホームでおせち料理を食べ、今年も元気に過ごせるようみんなで願いました。職員もこども達がたくましく力強く前進できるようにと願っています。
旧年はたくさんの方々にお世話になり ありがとうございました。
新しい年が明るい年でありますように、また、皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう職員一同心よりお祈り申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。










クリスマス会
2024-12-27
師走に入った途端に「クリスマス!!」との声が耳に入ってきました。みんな12月25日のことで頭がいっぱいのようで、勝手に口元がほころんでしまいます。こども達は職員と一緒にツリーや壁などにクリスマスの飾りつけをしながら、とても楽しみに過ごしてきました。
当日は各ホームでクリスマスのごちそうを食べ、その後全員で創立者の名前にちなんで名づけられた「いさごホール」に集まりました。クリスマス会では、あおばっ子クラブによるハンドベル演奏が披露されました。いつもとちょっと違う真剣な顔で、自分の担当するベルを優しく振りメロディーを繋げていきます。和やかで透明感のある、それでいて力強さも感じる美しい音色。目を閉じて聴き入ってみると、スゥ~っと雑念が抜け、癒されていくのがわかります。もっと聞いていたいと思うほど幸せな気持ちになりました。
また、職員からの出し物としてクリスマスに関するクイズやギターの弾き語りなどもあり、こどもも大人も大いに盛り上がりました。
いよいよサンタクロースの登場です!みんな欲しかったプレゼントをそれぞれもらいました。抱えるのがやっとなくらい大きな物をもらった子もいて、心臓のドキドキが伝わってきそうなほど嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
その後のビンゴゲームはカードの穴を見つめる気迫と目力を感じる中、「あ~、惜しい!」「やったー!!」「リーチ!」「ビンゴ!!」などの叫び声があちこちで交差しました。大きい子から小さい子まで、ところ狭しと並べられた景品を手に満面の笑みがこぼれていました。
さて、クリスマスとはキリストの誕生を祝う日であることを忘れてはいけないと思います。有志で結成された「あおばっ子聖歌隊」に谷口理事長と数名の職員も加わり、讃美歌がホールに響きます。こどもによる聖書朗読の後、神戸常務理事よりクリスマスについてのお話がありました。人知をはるかに超えた大いなる御手に包まれ、愛され、生かされていることを心にとめ、感謝をもって過ごしたいと思います。










きよしこの夜
ジングルベル
ウィンター・ワンダーランド
羊はねむれり
牧人ひつじを
神の御子
荒野のはてに
きよしこの夜
七五三
2024-12-18
長年に渡る京都の貸衣装屋さんと福島市内の写真館さんのご厚意により、今年も元気な男の子3名の七五三を迎えることができました。
それぞれの子に合わせ丁寧に裾上げされたお衣装からは、こども達への想いを感じます。生まれて初めて目にする大変立派な羽織袴や足袋、草履に初めはちょっぴり緊張気味でしたが、鏡を前にどんどんカッコ良く変身していく自分の姿にワクワクドキドキがあふれていました。綺麗に着せていただいたこども達はとても輝いていました。
撮影時には刀もお借りし、振り回しては身も心もすっかりヒーローです。撮影スタッフの方々はこども達の嬉しさ楽しさいっぱいの笑顔だけでなく、誇らしげな表情や凛々しい表情なども見逃さず、素敵な写真を撮影してくださいました。たくさんの中から自分で選んだ「お気に入り」の写真は一人一人のアルバムに。仕上がったアルバムを開くと「わぁ~!かわい~!!カッコイ~!!」「素敵~!!」と多くの歓声に包まれました。
また、アルバムは七五三のほか、高校入学のこども達もお世話になりました。
こうして迎えた七五三や高校入学は、立派なお衣装を着せてもらった思い出や記念のアルバムと共に、こども達にとって一生の宝物になることでしょう。その背景に、この様なあたたかなご支援があったことを一同、心より感謝申し上げます。



◆クリスマス会2023
荒野の果てに
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。