あおば日記
◆ あおば日記
嬉しい入学・進級お祝い会
2023-04-07
今春、受験に挑んだ受験生6人全員が希望の高校に見事合格することが出来ました。
子ども達の表情には、春を迎えた芽吹きの力強いエネルギーが感じられ、たくさんの可能性への希望に満ちた湧き出る喜びの笑顔ではちきれんばかりです。
内面からあふれ出ている喜びは、周囲のみんなに連鎖して、皆が笑顔に包まれています。
今春は、新高校生6名の他に、新中学生1名、新小学生1名が同じように特別な期待と喜びを胸に抱いて新学期への準備を進めているところです。
その他の子ども達も進級するにあたって、新たな喜びがある様子が窺えます。
今年は温暖化が進んでいるためか、例年より2週間ほど桜の開花が早まりました。
どこを見渡してもコブシ、菜の花、レンギョウ、ツツジ、水仙など咲き乱れ、まさしく百花繚乱の季節を迎えています。
そんな中、新学期を目前に、各ホームで入学進級お祝い会を行いました。
いつもと違う赤飯、唐揚げ、お刺身、サラダ、すまし汁、デザートのお祝い特別メニューです。
和やかな会食と共に、それぞれの抱負が一人ひとり述べられました。
〇 無遅刻無欠席
〇 勉強と部活を頑張る
〇 苦手教科の克服
〇 健康に気を付ける
〇 高校生活を楽しむ
などなど盛りだくさんでした。
そして、玄関前に大胆に飾られた咲き誇る桜の花の前で、これから成長を見守ってくれるランドセルやカバンを黒沢施設長より手渡されたことで、新学年になる新たな実感がさらに深まった様子でした。
これらを通して、子ども達の新たな挑戦を皆で応援し、分かち合える喜びをかみしめることが出来ました。
入学式など、ひとつひとつの場面は子どもが大人に向かい成長するための土台として、少しずつ積まれていく大切な材料そのものと感じています。
力強くたくましく羽ばたいて欲しいと職員一同心から願っています。
卒業お祝い会
2023-03-10
3月になると卒業の喜びと共に、入社や入学といった新しい出発の不安と期待、準備のあわただしさが入り混じった季節となります。
今年は小学6年生から高校3年生までの9名(小6➀、中3⑤、高3➂)の子ども達が卒業を迎えました。
皆それぞれ違う道が示されて、その方向に向かおうとしています。今、その準備が着々と進められているところです。
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」とは、よく言ったものだと感心します。
個々の子ども達の状況に合わせて、時に追われるようにしてみんなで前進しています。高校入試のエールの思いも込め、各ホームで卒業お祝い会が行われました。
特に高校を卒業した3名は青葉学園を離れて自分の道を歩みます。「不安だ」と語るその表情には、どこか希望の思いものぞかせています。
「大丈夫、みんな一人一人初めてというスタートを通るのだから」という声掛けに頷き、ほんの少しの笑みが返ってきました。
社会人として巣立つ子3人には、集合写真を添えたお祝いメッセージ色紙が送られ、自分宛に書かれた一人一人のメッセージに目を通し噛みしめながら、とても和やかな楽しい時を過ごしました。
「青葉学園で生活することができて本当に良かったと思っています。ありがとうございました」との卒業生のこの言葉は私たちの心に宝石のように輝きます。
青葉学園のシンボルフラワーである『たんぽぽ』のように踏まれても踏まれてもたくましく、厳しい季節を乗り越えて地面に広く根を張って、花を咲かせていって欲しいと願わずにはおれません。
子ども達にそんな思いを込めた「大福もち」がメニューにそっと添えられました。メインのお刺身、天ぷら料理にも舌鼓を打ちながら卒業お祝い会をそれぞれのホームで楽しむことができました。
ここまで前進できました。皆様の支えに大変感謝しています。本当にありがとうございました。
ひな祭り
2023-03-10
只今、本館管理棟改築計画に基づいて、昨年末より解体作業が行われています。
子ども達のホーム移動はありませんが、その他は移動の為大きく日常が変化している中、いよいよ3月を迎えました。
そんなひな祭りが近づいたある日、女子ホームと仮事務室の玄関に雛人形を飾りました。
丁寧にしまわれていた箱から出されてくる優しい穏やかなゆったりとしたお雛様の表情にハッとさせられ、せわしさと寒さで 縮こまっている心身が自然にほどけてくるような感覚に満たされて心地よさを覚えました。桃の花をあしらった生け花が飾られ、あたたかな春の訪れをいち早く感じることができてほのぼのとした気持ちになりました。
このお雛様に、しばし見守られ、皆で心満たされて過ごすことができると思います。
さて、ひな祭りメニューが楽しみです!!
ちらし寿司、茶わん蒸し、菜の花和えとすまし汁です。
いつもと違う心躍る春らしいメニューに、子ども達の目が輝き、笑顔が並びます。
日本には季節ごとに色々な行事があります。
それらの行事は、子ども達が元気で健やかに成長してほしいという祈りや願いが込められていると思います。
ひとつひとつの行事がそれに因んだ心のこもった行事を通して、子ども達への温かで力強いメッセージが「心の栄養」として養われていくことを切に願っています。
豆まきしたよ!!
2023-02-09
節分が近づき、自分の心に宿ってしまった鬼を考え、鬼作りをしました。それぞれのホームの鬼の発想が楽しいです。
子ども達のやっつけたい鬼とは、どんな鬼なのでしょう。
そして、自分自身の中に鬼が潜んでいる事に気付いているのでしょうか?聞いてみました。
・ 悪口鬼
・ いじわる鬼
・ 寝坊鬼
・ 怒りん坊鬼 などなど
子ども達は、案外心の中に居て欲しくない鬼の存在を自覚している様でホッとしました。
それらを追い出すことに職員一同、ぜひ力を貸したいと思っています。
「オニは、外!!福は、内!!」と鬼を力いっぱい追い出し『福』を全力で呼び込めるように大豆や落花生が力強く撒かれました。
今年の恵方は、南南東とのことです。
子ども達は、作って貰った立派な恵方巻をとても喜びました。
そして、『福』を逃さない様に、黙して食べることに努め、美味しそうに頬張りかぶりついていました。
子ども達、ひとりひとりが自分の中の鬼と戦いながら多くを学び、成長を繰り返して『福』にたどり着いて欲しいと願わずにおれません。
職員一丸となって後押ししたいと思っています。
雪遊び
2023-02-01
厳しい寒波に見舞われ、青葉学園のある福島市も大雪が降りました。
園でも雪かきが間に合わないほど積もりました。
職員が雪にうんざりしている隣で、子ども達は大はしゃぎ。
今年は倉庫からカラフルな色のそりを取り出して、中庭から運動場へ続く坂道でそり滑りを楽しみました。
小さい子から中学生まで順番にそり滑り。
とっても寒い日でしたが、青空が広がり、子ども達のキャーキャーと喜ぶ声が心地よく響いていました。
スピードの出過ぎた小さい子のそりを中学生が止めてくれたり、転んだ子にそっと手を差し伸べてくれたりと、優しさも垣間見え、心がホッと温まる雪遊びでした。
子ども達の底抜けに明るく弾ける声は、元気の源で皆の栄養ドリンクです!!
◆クリスマス会2023
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。