◆ あおば日記
新学期
2025-04-10
いよいよ新年度(令和7年度)になり、少しづつ桜前線が福島に近づいてきました。もうすぐあたたかな春の到来です。
4月から新しく阿部和徳 施設長(園長先生)を迎えました。小中高に入学するこども達は、真新しいランドセルや通学用バッグを園長先生から手渡してもらい、嬉しくもちょっぴり恥ずかしそうに笑顔で受け取りました。
“入学おめでとう!!” お友達と一緒に元気で楽しく学んで成長してほしいという思いが沸き上がります。そんな願いを込めて夕食のメニューは、こども達の大好きな鶏の唐揚げやお刺身、サラダ、中華スープが用意されました。ジュースで乾杯をして、こども達からの抱負を聞かせてもらいました。入学・進級への期待と希望が感じられました。
入学式ではそれぞれが新しい制服に身を包み、今までよりもう一段上のステップに立ったという自覚からか、気持ちも引き締まっているように感じられました。私たち職員はその気持ちを後押しできるよう見守り、サポートしていきたいと思います。
新年度も元気に前進しましょう!!どうぞよろしくお願いいたします。






避難訓練を行いました
2025-03-31
先日、避難訓練を行いました。今回の避難場所は「いさごホール」。こども達が集まってきたところで、非常食についてのお話をしました。
「非常食を知っている人~!」と副施設長の問いかけに、「知ってる~!」や「アルファ―米とか缶詰とか!!」などの声が上がり、小学生くらいの子は非常食を知っている様子でした。
そこから栄養士より、どういう時に使うのか、青葉学園に備蓄している非常食の種類はどんなものがあるのかなどの話があり、みんな静かに聞いてくれました。話のあとは、一度に50食分作れるアルファ―米をみんなの前で実際に作りました。
まず、ふたを開けて… 説明書やこういうものが入っていて… このハサミ代わりの刃で袋を開けます… と、袋をスーッと開けたとき、こども達や職員から「お~!」と歓声があがりました。袋がスーッと切れたことに感動したようです。
袋を開けると、50食分のアルファ―米が入っています。「わ~、パラパラしている!」「いっぱい入ってる!」などのこども達の声を聞きながら、そこに付属のわかめご飯の具を入れ、かき混ぜ、熱湯を注ぎ、15分蒸らします。こども達も職員もワイワイ話しながら楽しい雰囲気でできました。
最後に質問コーナーがありました。こども達からは質問はなかったのですが、職員からの「他にどんな味があるのか」や「お湯が沸かせなかった時に水でもできるのか」などの質問に答え、非常食についてのお話は終わりました。非常時に備えてこども達はとても良い学びができたと思いました。






卒園・卒業お祝い会
2025-03-31
ようやく春の訪れを肌で感じられるようになり、卒園・卒業のシーズンを迎えました。
今年は幼稚園卒園が1名、小学校卒業が5名、中学校卒業が4名、高校卒業が5名。こども達はそれぞれに、たくさんの思い出で胸がいっぱいの様です。
元気に卒園・卒業したこども達のお祝い会が各ホームで行われました。テーブルにはお刺身、サラダ、お吸い物、天ぷら、そしてデザートのクレープが並びました。お吸い物の具に鳩の形をした人参を発見!「元気に羽ばたいてほしい」との想いが伝わりました。
「豪華メニューだ~!」「おいしい!」と笑顔が連鎖します。そしてひとりひとり楽しかったことや新学期に向けての抱負などを話してくれました。みんなとても前向きで、力強さと希望に満ちている様子が伺え、嬉しく思いました。
高校卒業で青葉学園を卒園する児童には、ホームのみんなからお祝いの色紙が手渡され、心のこもったメッセージに目頭を熱くる場面もありました。
多くの方々の支えがあってここまでたどり着けたことを感謝すると同時に、このようなほのぼのとしたお祝い会を行うことができ、あたたかい気持ちになりました。






ひなまつり
2025-03-07
節分が終わり、ほんの少しずつですが春に向かって進んでいる気配を嬉しく感じています。
2月のある日、しまってあった大きな箱が玄関前に運ばれてきました。中から出てきたのは、たおやかな気品に満ちたお雛さま達と豪華なお道具の数々です。
一年ぶりの再会ですが、何とも言えない心の安らぎを感じて、その雰囲気に和まされ癒されました。今年もお雛さまの奥深いまなざしに見守られたひと時を過ごすことでしょう。
女の子たちの健やかな成長を願って華やかなちらし寿司や茶わん蒸し、菜の花の和え物、すまし汁、ひなあられがテーブルに並びました。こども達は嬉しそうに、心のこもったひな祭りメニューを楽しみました。
改めて、こども達が豊かで健やかでいられることを心から願いました。






節分
2025-02-07
園庭にはまだあちらこちらに雪が残っている寒い毎日ですが、元気に登下校している姿を見るとこども達から元気パワーをもらっていることに気づかされます。
さて、今年の立春は2月3日です。2月の初めは一年のうちで一番寒い時期でぽかぽか陽気の春まで程遠く思われますが、それでも「立春」という文字からかすかな暖かさを心で感じ、嬉しい気持ちがふくらみます。
そんな立春の前日が節分ということで、各ホームではまぐろ、きゅうり、たまご、かんぴょうなどが入った恵方巻が用意されました。今年の恵方は「西南西」です。みんなでその方角を向き、だまって食べるはずでしたが、、、
「ボク、しゃべってないよ!!」と得意げに宣言する声に思わず吹き出す場面もありました。
自分の中から追い出したい “オニ” を聞かれ「ない!」と即答しつつも、よ~く考えてみてと言われると「やっぱりある。嘘つきオニと泣きむしオニ!」と答えていました。その他にも “ぐずぐずオニ” や “散らかしオニ”、“寝坊オニ” など色々な “オニ” がみんなの口からぞろぞろ登場しました。
そして「鬼は外!福は内!」と心を込めた力強い声に合わせて “オニ” めがけて豆をまきました。みんなのオニが逃げて行ってくれることをこども達とともに願った節分のひとときでした。






◆クリスマス会2023
荒野の果てに
羊は眠れり
きよしこの夜
まきびとひつじを
神の御子は
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
まきびとひつじを
きよしこの夜
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。

◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。