あおば日記
◆ あおば日記
Xmas会
2019-12-25
玄関にXmasツリーの飾りつけをし、ドアにリースを飾り、いらしてくださる先生方を子ども達は心待ちにしてこの日を迎えました。
次々とお待ちかねの先生方が席につかれると、職員と子ども達が配膳を行い、テーブルの上には、所狭しと御馳走が並んでいます。
また、先生方の席には、小中学生有志による手作りの座席ツリーが並んでいます。
毎年恒例で司会・お祈り・乾杯の音頭は、子ども達の役割です。皆の応援に応えるべく、緊張しながらも笑顔で会を進めてくれ、心が和みました。
今年はあおばっ子クラブで、演奏者を募集し、小1から高校生までの8名による初のハンドベルの発表もありました。やわらかな音色に心が引き込まれました。
皆、協力して真剣な顔で『きよしこの夜』『ジングルベル』の2曲を演奏し、大きな拍手をもらって、満面の笑みでした。
先生方が「学校とは、違ったリラックスした子ども達の笑顔が見られて良かったです」とおっしゃってくださいました。
Xmasの特別な食事を囲んで話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごせたことの幸せを感じました。
先生方も子ども達も笑顔にあふれる昼食会でした。
昼食後の第2部では、サンタさんからかねてからお願いしていたお待ちかねのプレゼントを貰い、大喜びでした。
その後、キャンドルサービスがおごそかに行われました。
高校生による聖書のクリスマスメッセージが読み上げられた後、ロウソクの灯が次々と灯され、一つの大きな輪になりました。
キリスト誕生を祝うクリスマスの灯を通して一人ひとりの心に神に愛されている存在としての自分を感じ、希望の灯が灯ります様に心から願います。
今年も様々なことがありましたが、Xmas会を通してひとつになってお祝いできたことを心から感謝しています。
ハロウィンランタン作り
2019-10-27
今年も「畑の先生(ボランティアの大学の先生)」の指導による、大きなカボチャのランタン作りが行われました。
両手で持ち上げるのも大変な大きなカボチャもあり、子ども達は、自分で選んだカボチャに真剣に向き合いました。
まず、カボチャの下をくり抜いて底蓋を作り、更に中身を丁寧にくり抜いていきました。
「どんな顔にしようかな?」
子ども達は、道具を器用に使いながら、思い思いの形にくり抜きました。ハートの目もあれば、口の形もニッコリの口やギザギザの口、歯っかけの口など、そのユニークな姿に思わず吹き出してしまいます。
初めて参加した小学1年生は、力を合わせて2人で話し合いながらランタンを作っており、とても楽しそうでした。
ズラリと並んだカボチャ達。どれもこれも芸術の秋にふさわしい作品ばかり。
びっくりする程の個性の豊かさに感心させられ、のびのぼした想像力に驚きを感じざるを得ません。
なんだか作った本人に雰囲気がよく似たカボチャもあって、笑いのマグマがこみ上げてきました。
点灯式で、自分たちの作ったカボチャにロウソクが灯されました。
風に揺らいでカボチャに命が吹き込まれたかの様に、更に表情が生き生きとして見え、子ども達が大喜びしました。
とても楽しい心躍るひとときとなりました。
AED講習会
日々多くの子ども達と職員達が暮らす青葉学園では、いざという時のために救命処置の訓練をしています。
今年も地元の消防署の協力を得て、4体の練習用の人形を使って心肺蘇生法・AEDの訓練が行われました。
1年に1回のことですが、忘れてはならないと指導者の方の声を聞き漏らすまいと真剣に耳を傾けました。
そして、人形ではなく、目の前に倒れている人を救おうという思いで、全力で救命に取り組みました。
「大丈夫ですか?大丈夫ですか!大丈夫ですか!!」
「誰か来てください!」
「あなたは119番通報お願いします!あなたはAEDを持ってきてください!」
その間も「1,2,3,4・・・」と胸骨圧迫と人工呼吸が繰り返されます。
AED到着後は、音声に従って装着や電気ショック等を手早く行いました。
青葉学園には、地域の方々にも使って頂けるようにAEDが備えてあります。
『人命救助』のための備えをする必要が大切だと改めて学ぶことができました。
どこでいつ誰のために必要になるか分かりませんが、今回教えて頂いたように勇気を持って実践できるよう、しっかり心に留めておきたいと思いました。
身が引き締まる貴重なひと時となりました。
創立記念日
今年6月に青葉学園は創立73周年を迎えました。
式典の前に土船共同墓地にある創立者三尾砂・寿美子(ミオイサゴ・スミコ)の墓参をし、子ども・職員ひとりひとり献花しました。
余談ですが、卒園生が社会に巣立った後、辛い時や何か近況の変化があった時など、時折創立者に報告方々墓参しているようです。
在園生も実はお墓に向かってお願いごとや「悪いことをしてごめんなさい」と手を合わせてきた等々思い出を話す中で耳にしたことがあります。
さて、墓参の後の式典では、これまでの青葉学園の歴史を分かりやすく園長先生より話があり、全員で「ふるさと」「青葉学園の歌」をピアノ伴奏で元気に歌いました。
式典の次は、ホーム毎の模擬店開店の時間です。
子ども達は、今年は何屋さんになろうかホーム毎に話し合って、フランクフルト・フルーツジュース・きゅうりの一本漬・ハンバーグ・鈴カステラ・サンドウィッチなどの模擬店が出店しました。
「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」と元気のよい子ども達の声が聞こえます。
午後の模擬店には、幼少中の校長先生、地域の方々、ボランティアの方々など、日頃お世話になっている方々がいらして下さいました。
今年は、地域福祉のネットワークの皆さんもたこ焼き、手芸品、キーホルダー、ポプリ、スコーン、クッキーなどの模擬店を出して参加してくださり、いつも以上に活気があり、どのお店も大盛況でした。
今年は理事さん達を含む来賓の方々100名、子ども職員で86名。合計186名で創立記念日の楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
ご協力くださった多くの皆様、本当にありがとうございました。
皆さまのあたたかなご支援をもとに職員一同前進してゆきたいと思っています。
お楽しみ夕食会
今年もお盆(帰省期間内)に学園で過ごす子ども達のために、お楽しみ夕食会が開かれました。
今年は例年と違います。
講堂で夏祭り風に、たこ焼き・えびせん・スイカ・ラムネ・焼きそば・野菜スティック・タピオカドリンク・クレープ・チーズドックなどの屋台に、見立てた出店が並びました。
手作りの提灯やうちわが飾られ、出店の旗も立てられました。さらに、お祭りのBGMも流れていて、楽しい雰囲気となりました。
年長の子ども達は、お店屋さんになったり、お客さんになったり、交代で売り手と買い手の両方をやりました。楽しいだけでなく、良い経験にもなったと思います。
夏休みの思い出として、宿題の作文に書いた子もいました。
後日、心待ちにしていた花火もやり、大喜びしていました。
花火は、心が躍る不思議な力があります。花火の明かりに浮かぶ笑顔、笑顔・・・。
このように楽しい夏祭りや花火など、心躍る体験が子ども達の胸に刻まれたことを嬉しく思います。
今年も子どもの笑顔のために、たくさんの飲み物やスイカをご寄付くださった皆様、心からありがとうございました。
◆クリスマス会2023
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。