あおば日記
◆ あおば日記
冬至 ゆず風呂に入ったよ!!
2020-12-26
先日、20cmを越えるドカ雪が降りました。
次の日の朝、カーテンを開けると前日の二倍位の積雪!!
辺り一面、銀世界になっていました。
園庭には、子ども達が作ったのか、つららを鼻に見立てた雪だるまが1つ、そして他にもかわいい雪だるま達が並んでいました。
外気温は、マイナスでも日に当たって動いていると汗ばんできますが、日陰でジッとしているとゾクッとして足から冷えてしまいます。
一年のうちで夜の時間が一番長い冬至の日です。
例年のごとく、事前に冬至の豆知識を書いたポスターを各ホーム毎に貼って、子ども達はゆず風呂に入るのを楽しみに待つことにしました。
さて、当日、子どもたちの反応はと言うと・・・
「おかえり!!今日は、ゆず風呂だよ。」
「やったぁ!!早く入りたい!!」
先に学校から帰った子と後から帰ってきた子の会話です。
お風呂をのぞいて・・
「わ!ゆずだ!あ~、いい匂いだねぇ!」と感激の声も聞こえます。
お風呂からあがった子ども達も・・
「お肌ツルツル!」
「めっちゃいい匂い!」
「ゆず風呂好き!!」
「体もいい匂いする!!」
ゆず風呂の話を聞いて、実際のゆずに触れて香りをかいで、冬至の日をしみじみ楽しんだ子ども達でした。
どの子どもも、この冬どうか健やかに!!
芋煮会
2020-11-14
吾妻山に初冠雪が見られ、里の紅葉が目に映えるようになりました。さぁ!いよいよ芋煮の季節がやってきました。
(注)東北地方では、野外で行う鍋料理のことを芋煮と呼んで、春・秋の自然の中で食事を楽しむことが恒例となっています。
コロナ禍で籠りがちでしたが、水質が日本一と言われる荒川の河原、水林自然林に出掛けました。
皆、楽しみにして前日から野菜の下準備をしたり、当日(11月7日)朝おにぎりを自分たちで握ったりしました。寒すぎることなく、ちょうど良い天気です。目的地に着くと、木々が足りなくなるほどに積極的に拾い、なかなか火がつかないことに四苦八苦、炭や薪の置き方などを教えてもらいながら懸命に風邪を送ってみんなで協力し合って火を起こしました。
子ども達は、火をつけることがこんなに大変な事なんだと意外な発見をしたようでした。
準備が整って芋汁を作りながら、一方で肉を焼き始め、焼き加減を見ながら美味しそうな匂いと「ジュ~!!」という音がする度に、皆で歓声をあげ、笑顔がはじけました。
「初めてだ!すげぇ~!」とBBQを初めて体験した子どもの大はしゃぎする声も聞かれました。
芋汁も身体がとてもあたたまって味も良い仕上がりでした。
普段やってもらうことの多い子どもたちですが、今日は「お姉さん達も食べな。私たちが焼いてあげるから」と振舞ってくれ、鍋、コンロ、網など全ての片づけを子ども達がテキパキときれいに片づけをしてくれました。
普段見ることのできなかった子ども達の優しく頼もしい姿をたくさん発見する場となり、大変うれしく思いました。
今日は、身も心もとても満腹になった芋煮会でした。
ハロウィンパーティー
2020-11-13
今年は新型コロナウイルスの影響で、カボチャを思い思いの表情にくり抜いてロウソクを灯すカボチャランタン作りの行事も他の行事同様に取りやめになりました。
「やりたかったなぁ・・」等の声が多く上がっていました。
そんな中、幼少ホームでは「ハロウィンに何かしようよ!」と案が出ました。目を輝かす子どもたちの願いを叶えてあげたいと思って工夫を凝らしてみました。
余暇の時間を使って子ども達と一緒にカボチャ、コウモリ、クモの巣などの飾りつけをして、手作りお面やコスチュームもハロウィンムードに決めました。
職員が「ハッピーハロウィン」の一文字ずつ書かれたカードをぬいぐるみの衣服の中やあちこちに隠して子ども達に見つけてもらうアイディアを出しました。子ども達は、張り切ってものの数分で全て探し出して大喜びしていました。
その後、「トリックorトリート!!」と唱えて職員からお菓子を貰って大いに楽しんでいました。
他のホームでは、ハロウィンパーティの為にパフェやポップコーン、ホットケーキコロコロ焼きづくりに挑戦しました。
コロコロ組は、生地の量や中身の具材合わせなど、試行錯誤したり、いきなりパチパチはじけ始めてあたふたするポップコーン組、パフェ組は思い思いに生クリームを飾り、中に雪見大福を入れたもの、手作りky羅メルソースやキラキラチョコスプレーで飾りつけしたものが出来上がりました。
それぞれに本当に美味しく、工夫が見られて感心するものばかりでした。
自分たちが考えた独創的なハロウィンパーティーは、とても楽しいひとときとなりました。
創立74周年記念
2020-11-13
世界を揺るがす新型コロナウイルスの問題で、6月から延期になっていた青葉学園創立74周年を記念する式典が10月に行われました。
今年は、創立以来恒例となってきた模擬店を省略し、集合写真以外はマスクをつけての墓参と式典のみになりました。
三尾砂・寿美子創立者夫妻のお墓は、園から歩いて4~5分の距離です。お墓からは梨、桃の果樹園が広がり、吾妻連峰をパノラマで眺めることが出来るのどかな風景の通学路途中にあります。
子どもと職員一人ひとり献花しながら、静かに手を合わせました。
その後、式典が学園の講堂で行われました。
青葉学園が誕生してから74年の歩みについて、そして子供として育って大人となった今、多くの卒園生にとって青葉学園が『ふるさと』となっていることなど、神戸信行常務理事(前園長)より語られました。
子ども達が青葉学園に対する先輩の思いを静かに聞き入る姿が印象的でした。
そして、職員が引くピアノに合わせて『青葉学園の歌』と『ふるさと』を心を込めて歌いました。
今年は記念日のお祝いが出来るかどうか心配されましたが、ささやかではあるが、心のこもったお祝いが出来たことは、とても嬉しいことでした。
この日の為に特別に用意したお祝い膳と配られた紅白のお饅頭も美味しく味わい、心があたたまりました。
ここまで青葉学園が歩んでくることが出来た背景には、大勢の方々のご支援があることを思うと、いくら感謝しても感謝しきれない思いがあります。本当に本当にありがとうございました。
お楽しみ夕食会をしたよ!
2020-08-29
毎年、お盆に子ども達を喜ばせたい思いで、いつもよりちょっとリッチなメニューでの「お楽しみ夕食会」を行っています。
今年は新型コロナウイルスの影響で、食堂に全員が集まっては行わず、各ホーム毎に行いました。
メニューは、レタスとツナマヨ、キュウリをのりで巻いたサラダ巻き、カラフルなカニタマ。子ども達の大好きな鶏のから揚げ。
「から揚げ出るんだって!!」と子ども同士で情報交換している声が聞かれました。
その他にも、サラダチキンとレタス、ミニトマトのサラダ。それに、とうもろこし、枝豆、フライドポテトがありました。
「早く食べた~い!!」と子ども達の待ちきれない様子には、微笑ましく思いました。
準備のための掃除などの作業に積極的に取り組んだ子ども達は、「このから揚げ、サクサクしてて美味しい!!」「メニューが盛りだくさんだね!!」と予想通り大喜び!!
デザートには、2種類のカットケーキが食べられることにも目が輝き、長年にわたって支援してくださっているNTTありの実会様より頂いたスイカや飲み物にも、喜びのあまり目が泳いでキョロキョロしています。
そして、スイカや飲み物の他に花火もたくさん頂きましたので、すっかり陽が落ちるころ、運動場で残り少ない夏休みを思う存分楽しみました。
今年は新型コロナの影響で、夏休みはたったの16日間しかありませんでしたが、この様にあたたかな皆様の支援もあり、満腹と共に心も満たされたひとときを過ごすことが出来ました。
「美味しかった!!」「楽しかった!!」と言う、子ども達の満面の笑みを見て、職員の私たちも大変心が満たされました。心から感謝申し上げます。
◆クリスマス会2023
昨年は建て替えの影響で、リモートで行ったクリスマス会。今年は11月に完成した新しい地域交流ホール「いさごホール」にみんなが集まってクリスマス会を行いました。
そのクリスマス会の最後を締めくくるのは、毎年恒例、子ども達と全職員が参加して行うキャンドルサービスです。
今年の聖歌隊は小学生から中学生までの3名と少ないながら頑張ってきれいな歌声を届けてくれました。
きれいな讃美歌とみんなの手に灯された小さな明かりと共に、心静かに楽しかったクリスマスの幕を閉じることができました。
◆クリスマス会2022
聖歌隊
2023-01-05
青葉学園では、クリスマス会の最後をすべての子どもと職員がキャンドルを片手に講堂に集まり、聖歌隊の歌と厳かな聖書の朗読に耳を傾けてクリスマスの日を締めくくる伝統があります。
しかし、今年は本館の建て替え工事に伴って形式を変え、事前に収録した聖歌隊の歌とクリスマスのお話を事前収録して各ホームで見ながらキャンドルサービスを実施することになり、クリスマスを目前にしたある日の夜、子どもだちの有志によって結成された聖歌隊のメンバーがたんぽぽ館に集まりました。
今年は特に練習の機会が限られる中で練習を重ね、きれいな歌声を届けてくれました。
◆ クリスマス会2021
ハンドベル演奏
ハンドベルの演奏は、以前ご寄附頂いたハンドベルをぜひ活用しようと、数年前からクリスマス会に子ども達から有志を募って演奏会を実施するようになりました。
子ども達は、クリスマス会が近くなると夜間みんなで集まって練習に励み、本番は少し緊張の面持ちでしたが、演奏が終わるとみんなから拍手を貰い、嬉しそうにしていました。
聖歌隊
青葉学園では、クリスマスの日は子ども達と職員全員でロウソクに火を灯してキリストの誕生を祝い、キャンドルサービスでこころ静かに締めくくるという昔から続いた長い伝統があり、聖歌隊もその頃から続いてきています。
聖歌隊も12月に入ると子ども達の主に大きい子の中から有志を募り、夜間練習に励んできました。
本番では、静かにロウソクに火をともし、聖歌隊の歌声を聞きながら、みんなで楽しかったクリスマスに思いを馳せていました。