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青葉学園と地域

◆ 地域の風景は人生の宝

 青葉学園を取り巻く土船地域は、吾妻連峰を臨む穏やかな曲線をおりなす盆地となっています。

 正面玄関を出るとすぐに、桃畑、梨畑が両側に広がっています。春には、それはそれは見事なピンクの桃の花、白色の梨の花が、まるで絨毯のように見渡す限り広がります。

 一日に何度この風景を見ても、桃源郷の世界に包まれたように心が満たされ、新鮮な感動を覚えるのが不思議です。

 花々は、やがて小さな実をつけ、休むことなく日々少しずつ大きくなり、やがてその時が来ると立派に色づいた瑞々しい桃や梨の実がたわわになっているのを日々楽しむことが出来ます。

 そのかたわらに、いつも農家の方々の働く姿を目にします。その成長の摂理を毎日自然な形で体験しながら、子ども達の心も同時に育まれているのを感じています。

 四季折々に農家の方々から頂く愛情の結晶である桃や梨のおいしさを味わいながら、自然の恵み、さらに人々からの温かい心の恵みにも包まれてきました。

◆ 地域とのふれ合い

やぎさん、牛さん、こんにちは!!

2022-08-01
 青葉学園の西隣にJAふくしま未来 新ふくしまファームさん(通称:JAファーム)があります。

 新鮮な野菜を育てているかたわら、ヤギも飼育しています。以前は3頭のしんちゃん、ふくちゃん、しまちゃんが居ましたが、その子孫でしょうか?なんだか親しみを覚えます。

 ある日、子ども達が会いに行きました。

 立派な角を持つヤギやアルプスの少女ハイジに出てくるユキちゃんのような小さくて可愛らしい子ヤギも4頭いました。

 子ども達が「メェ~」と叫ぶと4頭の子ヤギからも「メェ~」とお返事が・・・

 子ども達も負けじと「メェ~」

 しばらくメェ~合戦が続き、楽しいふれあいのひと時を過ごすことが出来ました。

 いつも快く笑顔で迎え入れてくださるJAファームの皆様に感謝です。ありがとうございました。

 そして、もう一つ。近くにフェリスラテさんがあります。

 600頭程度の牛を飼育しています。スペイン語の『フェリス=幸福』とイタリア語の『ラテ=牛乳』を組み合わせた命名とのこと。

 この牧場からみんなを幸せにする牛乳を届けたいとの素敵な名前です。

 いつもは、道路から遠目で牛さん達を眺めていましたが、スタッフの方々のご厚意で、牛舎の近くまで行かせて頂きました。

 数えることができないくらい牛さんがたくさんいました。

 一頭一頭、模様の違う体の大きな牛さん達を見て、子ども達は大興奮!!

 毎日15トンの美味しい牛乳を生産しているとのこと。

 牛さん達、頑張っているね。

 スタッフの皆様、牛さん達に会わせて頂き、とても貴重な体験をさせてくださってありがとうございました。

 あたたかなご厚意に感謝申し上げます。

ひまわりの花が咲いたよ!!

2022-07-23
 5月にNPO法人シャローム主催で、地元の老人会・少年育成会・ボランティアの方々、子ども達と職員達、総勢100人でひまわりの種を蒔きました。普通のひまわりの種とは違って大き目でブルーグレーのとっても綺麗な種でした。

 2か月以上たって、7月も終わろうとしている今、無事にグングン成長し、ひまわりが太陽を見上げながら咲き誇っています。

 ひまわりにとって、毎日が決して心地よい気候ばかりではなかったことでしょう。

 でも、しょんぼりしてうつむくこともなく、常に希望を持って太陽を見上げている姿には、教えられるものがあります。

 どんな困難があっても明るい表情で周りの人々も前向きにさせてしまう不思議なオーラを持ち合わせています。

 今年もひまわりさん達にエールをたくさん頂いて、暑い日々を爽やかに前向きに過ごしていきましょう!!

2軒目の地域小規模ホームがスタートしました。

2022-06-10
 令和4年4月より、児童養護施設 青葉学園としては2軒目となる「地域小規模児童養護施設を福島市の市街地に開所しました。

 コロナウィルス感染症拡大に伴い、4月時点では「開所式」を実施することが難しい状況にありました。

 しかし、子どもたちが地域の一員として生活を送ることができるのも、地域の皆様のご理解とご協力があってこそです。

 その感謝の思いも込めて6月5日にようやく「開所報告会」という形で、ご来賓及び地域代表の皆様をお招きし、改めて開所のご報告とご挨拶をさせて頂くことができました。そのことを職員、子ども達共にとても嬉しく感じております。

 この度の開所をきっかけに、さらに“子ども達を育む輪”が広がっていくこと、理解が広まっていくことを願っております。

水保小学校通学路除草作業に参加しました

2022-05-31
 5月29日(日)朝7時から、青葉学園職員4名は水保小学校通学路の除草作業に参加しました。これは土船区育成会呼びかけによる恒例行事で、様々な世代の住民が協力し合い、通学路の環境維持作業を行うものです。

 育成会の宍戸会長によるご挨拶の後、福島地域福祉ネットワーク会議、児童家庭支援センター職員がそれぞれ自己紹介。『土船かわら版』を読んで下さっている方が多く、広報誌が地域に浸透していることが分かる嬉しい反応を頂きました。子育てや家庭に関する相談窓口として整備された児童家庭支援センターや里親相談支援員についての情報提供を行うことも出来、青葉学園の多様な福祉的役割をご理解頂くチャンスともなりました。

 この通学路除草に合わせて購入したバッテリータイプの草刈り機が大活躍。始めこそ、構え方などおっかなびっくりだったものの直ぐに慣れ、スムーズに稼働させることが出来ました。地元の皆さんは使い慣れた道具でテキパキと作業を進められ、見事な連係プレーを展開。参加するたびに勉強になる体験となりました。気持ちよく整備された通学路を使うのは、主に青葉学園の子どもたち。地域の皆さまの子どもたちを思うお気持ちの温かさに触れた時間となりました。ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!

副市長さんようこそ!!

2022-05-26
 5月は児童福祉月間です。
 
 毎年、市長さんより子ども達にたくさんのプレゼントがあります。

 今年も子ども達がどんな物が欲しいのか聞いてくださいました。

 コロナ禍にあって外出もままならない子ども達が、室内で楽しめるものということで、アイロンビーズ、CDプレーヤー、ブルーレイディスクプレーヤーを市長さんにお願いして楽しみにプレゼントが届く日を待っていました。

 当日は、副市長さんがお見えになり、あたたかなご挨拶の後、待ちに待ったプレゼントをひとつひとつ子ども達に手渡してくださいました。

 ちょっと緊張気味の子ども達でしたが、照れながらも「ありがとうございました」と嬉しそうに頂いていました。

 市長さん宛に子ども達から喜びのお礼を書いたメッセージカードを副市長さんに託しました。

 子ども達の遊びの世界がさらに広がり、楽しみが倍増して笑顔も増すことでしょう。

 市長さんあたたかなたくさんのプレゼントを本当にありがとうございました!!
社会福祉法人 青葉学園
〒960-2152
福島県福島市土船字新林24番地
TEL.024-593-1022
FAX.024-593-0687
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