青葉学園と地域
◆ 地域の風景は人生の宝
一日に何度この風景を見ても、桃源郷の世界に包まれたように心が満たされ、新鮮な感動を覚えるのが不思議です。
四季折々に農家の方々から頂く愛情の結晶である桃や梨のおいしさを味わいながら、自然の恵み、さらに人々からの温かい心の恵みにも包まれてきました。
◆ 地域とのふれ合い
土船ひまわりプロジェクト 感謝祭
CAPおとなワークショップ(地域セミナー)
いさごホールの名称は、青葉学園の創設者である三尾砂(みおいさご)の名前に由来しています。災害時の避難場所をはじめ、地域の方々にもお使いいただけるように建てられました。令和5年11月に完成した建物です。
土船地区景観事業(地域の花植え)
ひまわりプロジェクト
5月13日、素晴らしい天候の下、3年目となる『ひまわりプロジェクト』がスタートしました。
昨年までは、青葉学園の畑を会場に『ひまわりプロジェクト』を行ってきましたが、今年は改築工事中ということもあり、青葉学園の隣のJAファームさんの畑をお借りしての開催となりました。
週末に天気が崩れるとの予報でお天気の心配をしていましたが、蓋を開けてみれば素晴らしい天候に恵まれ、主催者であるNPO法人シャロームさんを中心に、千秋会の皆さん、水保地区育成会さん、そして青葉学園の子ども達が畑に集合しました。
今日は青葉学園の子どもだけでなく、普段学校で一緒のお友達も参加しており、子ども達も何だか嬉しそうです。
さぁ、ひまわりプロジェクトがスタートです!
でも、その前に・・昨年までと同様、まずは厳かな雰囲気の下、貴船神社の宮司さんにも来て頂いての豊穣安全祈願祭が行われました。青葉学園からも子ども代表として小学生の男の子と女の子の2人が玉串を捧げました。
普段はあまり馴染みのない神事ということもあり、最初は少し緊張している様子も見られましたが、大役を果たすとホッとした表情を見せていました。
豊穣安全祈願祭が終わると、いよいよ種まきのスタートです。
参加者の多くは、農家の方であり、いわば作物を育てるプロ!どうやったらひまわりの花が元気に育つのか、専門的な観点からアドバイスをしてくださいました。
「(発芽しやすいように)あんまり深く埋めないでね」
「軽く土をかけるだけでいいから」
そうした声を受けて、子ども達も2人1組になって、持ち場の種まきを頑張っていました。
見ると種まきをする場所の草取りをする人、種を蒔く人と係分担を決めてやっているグループがいたり、2人で息のあったところをみせて手際よく種を蒔いていくグループなど様々です。
みんなが協力して種まきをしたので、種まき自体はあっという間に終わりました。
その後は、ひまわりの健やかな成長を願って、皆で草むしりをしました。
草を引き抜くと土の中から長い根っこが出てきました。
「見てみて!こんなに長いよ!!」
「わぁ!すごいねぇ!」
大変な草むしりも子ども達にとっては、すぐに楽しみに早変わりしてしまうようです。
誰が一番長い根っこを見つけるか、まるで競い合うかのように草むしりをしていて、一生懸命なその姿がとても微笑ましく感じました。
抜いた雑草をせっせと集めてくれる子もいて、みんなに感謝されると、さらにやる気を出して各グループをまるで働き蜂のように回って雑草を片付けてくれていました。
どの子も本当によく頑張ってくれました。
終了時には、パンやお菓子などのお土産を頂けるとの話を聞き、子ども達は、さらにニコニコ笑顔。とても楽しみな様子です。
一生懸命頑張った後のご褒美は、さぞかし美味しいことでしょう!
みんなの頑張りを受けて、夏には今日の子ども達の笑顔のような素晴らしいひまわりの花がたくさん咲き、素晴らしいひまわり畑ができることでしょう!
秋には、収穫祭も開催される予定とか・・考えるだけでもワクワクします!
このような素晴らしい企画を考えてくださり、地域の方々と一緒に子ども達が楽しんで参加できる機会を頂けたことに心より感謝申し上げたいと思います。
今日植えたひまわり達が、今日集まったみんなの願いを受けて、元気いっぱいの子ども達のようにスクスクと育ちますように!