あおばっ子
◆ あおばっ子クラブ
あおばっ子クラブは、ホームや年齢に関係なく様々な体験をすることで、子ども達の好奇心や探求心を育てる支援をする活動です。
具体的には、月一回程度「おもちゃ」や「マフラー」など、1時間でできるものを作ること継続して集まるチームを募集して「野菜を育てる」「編み物をする」「ハンドベルを演奏する」など、1時間ではできない活動をすること・地域のイベントに参加することなど、できるだけ多種にわたるように考えています。
具体的には、月一回程度「おもちゃ」や「マフラー」など、1時間でできるものを作ること継続して集まるチームを募集して「野菜を育てる」「編み物をする」「ハンドベルを演奏する」など、1時間ではできない活動をすること・地域のイベントに参加することなど、できるだけ多種にわたるように考えています。
◆ 活動日記
ストリングアートに挑戦!
2023-09-17
今回のあおばっ子は「ストリングアート」です。
糸を引っ掛けたり、巻いたりして模様を作ります。板に釘を打ち、引っ掛ける方法だと、危険な上に難しいので、今回は厚紙に切り込みを入れて引っ掛けることにしました。
最初は全員大きめの厚紙で切り込みが16個のものに細い毛糸をまいて、練習しながら作品に仕上げました。2周巻いただけでも結構きれいな模様になりました。
「あれ?さっきどこに巻いたんだっけかな?」
「何回目だったか分からなくなっちゃった」
と、大人も子どもも悪戦苦闘。お手伝いに来てくれた実習生2人も真剣です。
やっと仕上がった練習用。
本番は厚紙に色を付けたり(折り紙を貼る、マジックで染める)、糸を結んだりしてから始めましたが、練習用と同じ大きさのものではなく、小さくて切り込みが28個の、しかも意図は細かい縫い糸のものに挑戦する子も多かったのには、驚きました。
難しいものを敬遠するのではなく、チャレンジする気持ちがあることが分かって嬉しくなりました。
「この色合いが、なんか和風でいい感じ」
「台紙と糸の色が似てると目立たないかと思ったけど、これはこれでいい感じ」
苦労して仕上げた作品をどこに飾ろうかな?誰にあげようかな?などと考えながら、大事に持って帰りました。
余った台紙もあとでホームで作るのでくださいと持っていく子もいました。
あおばっ子の時間だけでなく、ホームにいる時もできるような活動を今後も考えていきたいと思いました。
アロマポットを作ろう。
2023-09-17
今回のあおばっ子は、保冷剤を使ったアロマポットです。
小さい容器の中に、色を付けた保冷剤の中身を入れて、アロマオイルを垂らして布の蓋をして完成です。
初めに準備したのは、無色・青・黄・赤の4種類です。
アイシング用の三角形の袋に入れて、少しずつ容器に入れていきます。
「緑色を作っていいですか?」
「オレンジって、何色と何色混ぜるんだっけ?」などと言いながら、好きな色を作っていれる人もいました。
三角形の袋の先端が小さい口になっているので、容器の口に入れやすいと思ったのですが、入れる時に先端をギュッと押すので、後ろから中身が飛び出して大騒ぎになることもありました。
初めに、保冷剤の中身は水で洗い流さないように話したので、きちんとティッシュで拭いてから手を洗うことはできました。
アロマオイルは、ペパーミントとラベンダーとローズでしたが、夏なのでミントが人気でした。
「全部混ぜて入れていいですか?」という人もいましたが、「変なにおいになるかもよ」とみんなに言われて我慢したようです。
出来上がったアロマポットは、済んだ色で光がきれいに通ります。
「海みたーい。海に沈む夕日だねぇ」
「プールの中から見た空みたいだなぁ」
夏の思い出のひとコマを閉じ込めた、どれひとつ同じもののない、素敵なイメージのアロマポットになりました。
かごあみ
2023-07-17
今回のあおばっ子クラブは、道の駅ふくしまで行われている『いきいき!ふくしマーケット』でのワークショップかごあみ体験をしてきました。
それぞれの希望で、初めから編む人、3~4回編みこんだもの、半分くらい編み込んだもの、全部案であるかごに顔を貼り付けるだけの人と別れて赤べこのかご作りスタートです。
編んでいるうちに、広くなったり、狭くなったりはしましたが、大人の人に調整していただき、それぞれのペースで無事にかごを編むことができました。
「初めてなのに、とても上手ですね」とお店の人に褒めてもらって満足気でした。
顔のパーツは、爪楊枝でボンドをつけ、洗濯ばさみで押さえながら、思い思いにつけていきます。見本の写真もありますが、みんな違った作品になったのが手作りの良さですね。
「ぼくは、自分で考えて顔をつけてみます。」とあえて見本を見ずに作った子もいて、個性あふれる赤べこかごができました。
あいにくの雨でボッチャの体験ができず、残念でしたが、この様ような体験をこれからもできるように考えていきたいと思います。
じゃがいもほり
2023-07-14
7月9日、日曜日に、畑のじゃがいもほりをしました。
小学生4名と実習生2名が手伝ってくれました。
前日雨は降りましたが、畑の土はドロドロではなく、ちょうど掘るのによい状態でした。
じゃがいもの茎を引っ張ると、根元に大きな芋がついて出てきます。
「大きいのとれたよ!」
「抜いた後の穴を掘ると、もっとたくさん芋が出てくるね!」と、たくさん芋ほりをしてくれました。
実習生のお姉さん達も協力して、バケツ8杯分のじゃがいもを収穫することができました。
中には、モグラに食べられたものもあったり、途中、小さなネズミが出て来たり、大騒ぎしながら楽しく芋ほりをしました。
長靴でなかった人が、靴を汚してしまい「やっぱり長靴にすればよかったな。」とがっかりしていましたが、体験を通して服装などTPOにあわせる必要性を感じることができたのは良かったと思います。
じゃがいもは、男爵、メークイン、キタアカリの3種類。
全部混ざってしまってどれがどれだか分からなくなりましたが、各ホームに分けて料理に使ってもらいます。
どんな料理になるのか楽しみです。
クリップ人形を作ろう
2023-06-29
今回は、水の中で上がったり下がったりする不思議なクリップ人形を作りました。
はじめに、切ったストローをU字型に曲げて、クリップで止めます。
ここが一番難しいところなので、ボランティアの学生さんに手伝ってもらいました。
そのクリップで2本つなげてストローに目を付けたら、クリップ人形は完成です。
次にペットボトルに水を入れて、ポチャンとクリップ人形を入れます。
ちゃんと動くか試します。
ペットボトルに蓋をして、ギュッと握ると、あらあら不思議!!浮いていたクリップ人形が沈んでいきます。手を離すと元の場所まで浮いていきます。
「なんで?」
「強く握ると早く沈むよ?」
不思議がって理由を知りたがる子もいましたが、今回は動くのを楽しみます。
ちゃんと動かないのは、取り出してストローを少し切って再チャレンジ。
3個作って全部沈むのを確認したら、水に色をつけました。
青・赤・黄の3原色の食紅です。
「緑とかオレンジとか作れますよ。」と言うと、「どうやって?なんで?」と、ここにも不思議がる子が・・。
やってみると「赤と黄色でオレンジになった!」
「紫は、何色と何色混ぜればいいのかな」と工夫しながら水に色を付けました。
そして、もう一度ペットボトルの水にポチャン。
完成した作品を持ってホームに帰ると、中学生の子達も喜んで遊んだそうです。
今回感じた「なぜ?」「どうして?」が「なるほどそういうわけか」にかわるよう、夏休みの自由研究などに繋げられるように声掛けしていきたいと思います。