あおばっ子
◆ 活動日記
自分のマスクを手作りしたよ。
2020-04-27
新型コロナウィルスの問題は、私たちの生活に大きな影響を与えています。
感染予防のために努力する毎日ですが、そのような中、マスクや消毒液などの不足は、頭の痛い問題です。
多くの方々から貴重なマスク、消毒液などを寄付して頂き、感謝しているところです。
しかし。新型コロナの終息が見通せない中、毎日使うマスクの不足は深刻です。
そこで職員・看護師が講師となり、手縫いのマスク作りをしました。
中高生の女子9名が希望し、換気に気をつけながらの作業が開始されました。
材料は、これも寄付して頂いた手ぬぐいです。
鼻にあたる部分は、カーブになっている型紙に沿って裁ち、順を追って目をこらしてチクチク慎重に縫っていきました。
柄は、人気のポニョや波にヨットなど、自分の好きなものを選び、好きなデザインが表に出るように組み合わせました。
初めの方は、「あまり上手に縫えな~い!」「玉止めが出来ないで~す!」などの声が上がったりもしましたが、ひとりひとり集中して縫い始めて、立体的な布マスクが次々完成していきました。
「似合わないかも・・どうかなぁ」と言いながらも、早速試着する子、「小さい子の分も縫いたい!」と何人分かの材料を持って行った子もいました。
今日、自分の気に入ったように、自分の手でひと針ひと針縫いあげた自分のマスクは、縫い目がそろっていなくても、世界にたったひとつの思いのこもった素敵なマスクです。
フィット感が出て、自分の身体の一部になって、身体を守ってくれることでしょう。
今日の自分のマスクを作った時間は、満足感のある貴重なひと時となりました。