あおば日記
◆ あおば日記
芋煮会
2020-11-14
吾妻山に初冠雪が見られ、里の紅葉が目に映えるようになりました。さぁ!いよいよ芋煮の季節がやってきました。
(注)東北地方では、野外で行う鍋料理のことを芋煮と呼んで、春・秋の自然の中で食事を楽しむことが恒例となっています。
コロナ禍で籠りがちでしたが、水質が日本一と言われる荒川の河原、水林自然林に出掛けました。
皆、楽しみにして前日から野菜の下準備をしたり、当日(11月7日)朝おにぎりを自分たちで握ったりしました。寒すぎることなく、ちょうど良い天気です。目的地に着くと、木々が足りなくなるほどに積極的に拾い、なかなか火がつかないことに四苦八苦、炭や薪の置き方などを教えてもらいながら懸命に風邪を送ってみんなで協力し合って火を起こしました。
子ども達は、火をつけることがこんなに大変な事なんだと意外な発見をしたようでした。
準備が整って芋汁を作りながら、一方で肉を焼き始め、焼き加減を見ながら美味しそうな匂いと「ジュ~!!」という音がする度に、皆で歓声をあげ、笑顔がはじけました。
「初めてだ!すげぇ~!」とBBQを初めて体験した子どもの大はしゃぎする声も聞かれました。
芋汁も身体がとてもあたたまって味も良い仕上がりでした。
普段やってもらうことの多い子どもたちですが、今日は「お姉さん達も食べな。私たちが焼いてあげるから」と振舞ってくれ、鍋、コンロ、網など全ての片づけを子ども達がテキパキときれいに片づけをしてくれました。
普段見ることのできなかった子ども達の優しく頼もしい姿をたくさん発見する場となり、大変うれしく思いました。
今日は、身も心もとても満腹になった芋煮会でした。