本文へ移動

活動紹介

◆「福島地域福祉ネットワーク会議」 活動紹介

障がいのある方やそのご家族と「子ども食堂」との連携のために!

2021-08-15
 コロナ禍にあって、障がいのある方やそのご家族の中には生活に窮する方々も増えてきています。特に障がいを持ちながら子育てをしている方のご苦労が増している状況となっており、NTWK会議に参加する相談支援事業所への緊急連絡が散見される状況に。相談支援専門員が福島市社会福祉協議会や子ども食堂運営者に提供可能な内容をお聞きし、障がい当事者やそのご家族に支援物資(食料品等)を届ける事例をお聞きしました。社協さんの支援物資は緊急用・災害対策用の食品が多く、毎日の生活で役立つ食材の確保とその提供方法も課題となりました。
 一方、福島市内では活動を始める子ども食堂が増え、昨年と比較するとほぼ倍増。善意の活動をつなぐための「福島子ども食堂ネットワーク」も形成されています。お米や野菜、お菓子といった食材や衣類も集まるということで、企業等との関係構築も進んでいるとのこと。この子ども食堂ネットワークと障がいのある方をおつなぎするため、関係者間で会議を開くことにしました。
 福島地域福祉ネットワーク会議を所管する福島市地域福祉課、障がい福祉課、子ども食堂に関わる子ども未来部(青少年育成係)、子ども食堂ネットワーク事務局、基幹相談支援センター、相談支援専門員が垣根を越えて集まり、現状認識を共有して打てる方策を検討しました。
 自家用車を保有していない方のため、相談支援の際に必要と思われる食料品や衣類などをお届けする事、近隣の子ども食堂を利用させて頂くこと(そのための移動支援を含む)など、具体的な支援策を検討。まずは子ども食堂関係者と障がい者福祉(相談支援事業所)との理解促進のため、学習会を開くことを決めました。
 障がいを持つ方の自立が推奨される中、地域に福祉的な資源があることは大きな強みです。子ども食堂や地域包括支援センター、民生児童委員さんとの繋がりを日常化出来れば、障がいのあるなし・高齢者・子どもたちにとってもセーフティーネットが広がるものと期待します。今回の連携をその序章にしたいものです。
 
●福島市内の子ども食堂を紹介するMAP
社会福祉法人 青葉学園
〒960-2152
福島県福島市土船字新林24番地
TEL.024-593-1022
FAX.024-593-0687
 当ホームページに掲載されている画像及び文章 記述の無断複製 無断転載を禁止いたします。無断利用の場合には、法律により処罰されます。
0
6
7
6
5
4
TOPへ戻る