あおば日記
◆ あおば日記
ひな祭り
2024-03-08
いよいよ令和5年度の最後の月『弥生』に突入し、春の節句『雛祭り』を迎えました。
玄関に飾られたお雛様の表情は奥ゆかしく柔和で、優しさが満ちあふれています。
眺めていると丸ごと包まれたようで心が和やかになってきます。
子ども達も足を止めて、お雛様と目と目をあわせて、頭を優しくなでたりしてひな人形がかもし出す雰囲気を楽しんでいる様子が見受けられ、微笑ましく思います。
お雛様を見ていた小学校低学年の男の子たちに「これは、お雛様とお内裏様の結婚式なんだよ」と教えると、それを聞いた男の子が「じゃあ、僕がお内裏様ね!で、〇〇お姉さん(職員)がお雛様!」と言ってニコニコ。それを聞いていた別な男の子も負けじと「僕もお内裏様で、〇〇お姉さん(職員)がお雛様ね!」と勢いよく話し、大好きなお姉さん(職員)と自分をお雛様とお内裏様に重ね合わせて嬉しそうに話す姿が、とても可愛らしく思いました。
青葉学園では、正面玄関だけでなく、女の子のホームでもひな人形が飾られています。そして、3月3日は全ホームで夕食は雛祭りメニューとなり、女の子たちの健やかな成長を皆で願いながら、いつもとちょっと違う夕食を楽しみました。
日本のひとつひとつの行事を思う時、子ども達の健やかな成長を願う行事が多いと感じます。
青葉学園は子どもの健やかな成長を願う場所です。言葉で言わずとも行事を通して、子ども一人一人が「大事にされていること」「すこやかな成長を見守られていること」が伝わって、それを土台にして社会の大空に力強く旅立っていけることを願わずにはおれません。
青葉学園の一人一人の子どもの健やかな成長を願う多くの支援者の方々にも、この場を通して心からの感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。
