あおば日記
◆ あおば日記
ハロウィンイベント
2023-12-15
ハロウィンイベント
大分前の話になりますが・・・
ハロウィンも間近に近づいてきたある日の夕方、子ども達が畑の先生と呼んでいる福島学院大学の杉浦先生が来てくださって、毎年恒例のハロウィンランタン作りが行われました。
子ども達は、ランタン作りがはじまる前から置かれたカボチャをみて、どのカボチャを使おうか目星をつけるなど、ソワソワした様子で、毎年恒例のこの行事をとても楽しみにしているが伝わってきました。
薄暗くなってきた夕暮れ時、中庭に敷かれたブルーシートの上で、ハロウィンランタン作りのスタートです!
集まったのは、小学生から高校生までと年齢は様々ですが、みんな器用にナイフを使ってハロウィンランタン作りを行っていました。
最初にマジックで顔を描き、続いてスプーンで中をくり抜いていきます。目の形、口の形もみんな違います。中には背中に羽があるハロウィンランタンも・・・どれも個性的で素敵な出来栄えです。
毎年思うことですが、出来上がったハロウィンランタンは、どこか作った子の顔に似ています。その様子がとても可愛らしく思えます。
ナイフを使ってカボチャをくり抜く本格的なハロウィンランタンなので、難しそうに感じますが、小さい子や初めて参加した子は職員に手伝ってもらいながら、慣れた子は手慣れた手つきであっという間に複数のハロウィンランタンを作っていきました。
そこかしこから「目の形は・・」「これ、いい感じじゃない?」「ねぇ、みてみて!」など楽し気な声が聞こえてきます。
夜は、みんなが作ったハロウィンランタンを玄関に飾って火を灯しました。炎がゆらゆら揺れて、みんなが作ったランタンの顔を照らし、ランタンも笑い声を立てているように感じました。ちょうどキレイなお月さまも出ていて、とっても素敵な夜でした。
ハロウィンランタンが飾られた数日後、今度は青葉学園でこれまた毎年行っているハロウィンイベントが行われました。
子ども達は、各ホームをまわって「トリックオアトリート!」と言って、この日のために各ホームでハロウィンのラッピングされたお菓子をもらいます。
事務室でも去年に引き続き、手作りのお菓子を大人達で作りました。去年はポップコーンでしたが、今年はスイートポテト。しかも、サツマイモは青葉学園の畑で育てて、みんなで収穫したサツマイモです!味付けは、なんとアイスのスーパーカップ!ほんのりと優しい甘みです。
青葉学園で取れたサツマイモは、とっても大きく火を通すのも一苦労。何度もレンジにかけては確認し、皮をむいたり、潰したり・・・ハロウィンイベントが行われる日の午前中にせっせと作り、なんとか完成することが出来ました。それをこれまた職員の手作りの折り紙で折ったカボチャの入れ物に入れて、事務室のお菓子は完成です。そこにはおまけでクモの形のチョコレートも潜んでいました。
子ども達は、何人かでまわってくると、どのお菓子にしようか品定め。どの子もたくさんのお菓子をもらってニコニコと上機嫌です。
ハロウィンランタン作りとハロウィンイベント、子ども達の大好きなイベントです。次にあるのは、クリスマス。これも、子ども達が一年で一番楽しみにしているイベントだと思います。
普段、コロナ禍もあり、自由に外出できないなどの制限もありますが、少しでも工夫しながら子ども達と楽しめたらいいなと思っています。



