あおば日記
◆ あおば日記
創立76周年記念
2022-07-07
6月に青葉学園は76歳の誕生日を迎えました。
全員で近くの創立者夫婦が眠るお墓への墓参を行った後、式典が行われました。
創立者の三尾砂(みおいさご)、寿美子(すみこ)がたどってきた歴史を振り返っての講話が例年あります。
年を重ねれば重ねるほど、子ども達にとってパネルや写真で見る創立者三尾砂・寿美子夫妻は遠い歴史の人物になっていくのでしょう。
三尾砂が元気だったら今年120歳です。創立者をもっと身近な存在として感じるエピソードが聞きたいとのグッドアイディアがある職員から出ました。
元気だったころの創立者夫婦を知っている職員は、現在8名程ですが、もっともよく知る職員から生前の様子を予め聞いた内容を紹介しながら、創立者の人柄を身近に感じるお話しがありました。
子ども達は「え?そうなの?」と関心を寄せていました。
・子ども達の将来を見据えていた
・とても穏やかで温厚であったこと
・四国香川県出身で発明家であり、医者や蘭学者、地質学者など多彩な才能を持っていたとされる平賀源内の子 孫の家とは、家族ぐるみのお付き合いだったこと(創立者の岩石観察の趣味は平賀源内の影響を受けたのかもしれません)
・三尾砂は言語学者だったため、植物学者の牧野富太郎の描いた植物図鑑の説明書きを手伝っていた。その為、植物には大変詳しかった。
・大変達筆で短歌に精通していた。
・讃岐の人であった為、うどんが好きだった。他にあんこや即席ラーメンが好きだった
などなど
今回はより一層「創立者 三尾砂」が身近に感じられた式典となりました。