あおば日記
◆ あおば日記
ちまき作り
2021-06-18
今年は、6月14日が旧端午の節句です。
子ども達の健やかな成長を願って、職員有志15名程が集まって心を込めてちまき作りをしました。
初めて体験する職員は「難しい!!」「米がこぼれちゃった」「イグサが切れた」との声があがりましたが、そのうち「あっ、これはピタゴラスの原理だ」「わかった。できた、できた」と難しい言葉も飛び出しつつ、話も盛り上がり、次々とちまきが仕上がっていきました。
もち米だけのちまきに、古代米を混ぜたちまきを加え、紅白の2種類のちまきが130個近く仕上がりました。
ちまきは三角の筒状に丸めた一枚の笹に、もち米を入れてもう一枚の笹でふたをする様に折り曲げてしっかり包みます。そして、いぐさで三角の角にかけて縛ります。笹とイグサの懐かしさを誘う情緒的な香りに心が和みます。
「トトロのお弁当みたい!!」という声が聞こえてきました。
子ども達の幸せの願いが込められたちまきは、本当に心のあたたかさが伝わってきます。
今日はちまきを味わって菖蒲湯に浸ります。
子ども達が元気に健やかに成長しますようにと心から願っています。
※ 本来5月5日こどもの日の行事ですが、東北地方では、その頃まだまだ笹や菖蒲の葉が小さく、ちょうど旧暦の頃に成長している為、ちまき作りや菖蒲湯は旧暦で行っており、青葉学園でも同様に恒例行事として行っています。