青葉学園と地域
◆ 地域とのふれ合い
巣立ちエールありがとうございました!!
2023-03-23
今年も弥生の3月を迎えました。一年の最後の月であると共に旅立ち、巣立ちの月でもあります。
いよいよ、高校を卒業して社会に巣立つ3名の子ども達を送り出すのも間近です。
期待と共に、不安も大きい卒園する子に対して応援してくださる方々に心かの感謝の思いが湧いてきます。
例年通り、今年もNTT福島グループ電電ありの実会の支店長さん他3名の方々がお忙しい中激励に駆けつけてくださいました。
社会人になって必要な希望のプレゼントと、子ども達の希望した好きなお菓子を携えてくださり、このような嬉しい後押しを大変喜んでいました。
すぐに緊張がほぐれ「お金はどうやったら貯まるのか」「仕事とプライベートをどう分けたらよいか」などの質問をし、支店長さんの的確なアドバイスに真剣に耳を傾けながら社会への不安が少し和らいだこと、プレゼントを大切に使いたいこと、激励会を開いてくださったことへの感謝を述べて、充実した時間を過ごさせていただきました。
また、「福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会 卒園生への贈呈式」が行われました。
冊子『これからは病気やケガの手当は自分でします』を元に看護博士の澤田和美先生より具体的な対処方法をお話して頂きました。
・熱が出た時の対応
氷とビニール袋で簡易な氷嚢を作る。水分を取る 等
・病院受診の方法
保険証・診察券を忘れない。いくらお金を持っていけば
良いか 等
卒園生達も澤田先生からの質問にきちんと考え答えるなど、楽しく和やかな雰囲気となりました。
冊子の他に体温計・カットバン・ファイル・ボールペン・ファイルケース・カットバンを携帯するためのミニポーチも贈呈され、これからは病気やケガの手当を自分で退所できるスキルを学ぶ貴重なひとときを過ごすことが出来たことを感謝していました。
以上の方々の他にも多くの皆様からの応援を頂いて巣立っていけることに、心から感謝申し上げます。