青葉学園からのお知らせ
本館の改築工事進んでいます。
2023-07-15
本館の改築工事進んでいます。
青葉学園の本館の改築及び地域交流ホールの建設工事が始まって約半年が経ちました。
6月末時点で、全行程の60%が完成しています。
工事が始まるまでは、長くかかったように感じましたが、実際に工事が始まるとあれよあれよという間に柱が立ち始め、新しい建物の形が少しずつ見えてきました。
一般に木造住宅の建築工事では、最後に屋根の上部に木材をかけることで、柱・梁・屋根といった家の骨組みになる部分の工程が完了するとされています。
これを古くから『棟上げ』と呼び、日本では家を新築した際に、『棟上げ式』として屋根からお餅や小銭を撒いて家の骨組みが無事に出来上がったことを報告し、地域や関係する方に感謝を伝える良き風習がありました。
近年では、この『棟上げ式』を行う家も減ってきたとされていますが、青葉学園では、こうした日本古来の伝統をぜひ子ども達に伝えたいとの思いもあり、とある吉日、ささやかながら『棟上げ式』を行いました。
工事の安全面も考慮し、実際に屋根から撒くことはしませんでしたが、子ども達の各ホームに棟上げ式のいわれを書いた紙を配り、ささやかなお祝いのお菓子でこれからの工事の安全を皆で祈りました。
子ども達も工事の進み具合を気にしている様子で、棟上げ式のいわれを聞いて、さらに新しい建物の期待に胸を膨らませているのではないかと思います。
何とか棟上げも無事済みましたが、工事はまだまだ続きます。
近隣の皆様には、今しばらくご迷惑をおかけしますが、あたたかく見守って頂けましたら幸いです。
皆さまの支援をいただきつつ、子ども達や地域の皆様に役立つ建物を完成したいと思います。