◆ あおばっ子クラブ
あおばっ子クラブは、ホームや年齢に関係なく様々な体験をすることで、子ども達の好奇心や探求心を育てる支援をする活動です。
具体的には、月一回程度「おもちゃ」や「マフラー」など、1時間でできるものを作ること継続して集まるチームを募集して「野菜を育てる」「編み物をする」「ハンドベルを演奏する」など、1時間ではできない活動をすること・地域のイベントに参加することなど、できるだけ多種にわたるように考えています。
具体的には、月一回程度「おもちゃ」や「マフラー」など、1時間でできるものを作ること継続して集まるチームを募集して「野菜を育てる」「編み物をする」「ハンドベルを演奏する」など、1時間ではできない活動をすること・地域のイベントに参加することなど、できるだけ多種にわたるように考えています。
◆ 活動日記
かごあみ
2023-07-17
今回のあおばっ子クラブは、道の駅ふくしまで行われている『いきいき!ふくしマーケット』でのワークショップかごあみ体験をしてきました。
それぞれの希望で、初めから編む人、3~4回編みこんだもの、半分くらい編み込んだもの、全部案であるかごに顔を貼り付けるだけの人と別れて赤べこのかご作りスタートです。
編んでいるうちに、広くなったり、狭くなったりはしましたが、大人の人に調整していただき、それぞれのペースで無事にかごを編むことができました。
「初めてなのに、とても上手ですね」とお店の人に褒めてもらって満足気でした。
顔のパーツは、爪楊枝でボンドをつけ、洗濯ばさみで押さえながら、思い思いにつけていきます。見本の写真もありますが、みんな違った作品になったのが手作りの良さですね。
「ぼくは、自分で考えて顔をつけてみます。」とあえて見本を見ずに作った子もいて、個性あふれる赤べこかごができました。
あいにくの雨でボッチャの体験ができず、残念でしたが、この様ような体験をこれからもできるように考えていきたいと思います。

じゃがいもほり
2023-07-14
7月9日、日曜日に、畑のじゃがいもほりをしました。
小学生4名と実習生2名が手伝ってくれました。
前日雨は降りましたが、畑の土はドロドロではなく、ちょうど掘るのによい状態でした。
じゃがいもの茎を引っ張ると、根元に大きな芋がついて出てきます。
「大きいのとれたよ!」
「抜いた後の穴を掘ると、もっとたくさん芋が出てくるね!」と、たくさん芋ほりをしてくれました。
実習生のお姉さん達も協力して、バケツ8杯分のじゃがいもを収穫することができました。
中には、モグラに食べられたものもあったり、途中、小さなネズミが出て来たり、大騒ぎしながら楽しく芋ほりをしました。
長靴でなかった人が、靴を汚してしまい「やっぱり長靴にすればよかったな。」とがっかりしていましたが、体験を通して服装などTPOにあわせる必要性を感じることができたのは良かったと思います。
じゃがいもは、男爵、メークイン、キタアカリの3種類。
全部混ざってしまってどれがどれだか分からなくなりましたが、各ホームに分けて料理に使ってもらいます。
どんな料理になるのか楽しみです。

クリップ人形を作ろう
2023-06-29
今回は、水の中で上がったり下がったりする不思議なクリップ人形を作りました。
はじめに、切ったストローをU字型に曲げて、クリップで止めます。
ここが一番難しいところなので、ボランティアの学生さんに手伝ってもらいました。
そのクリップで2本つなげてストローに目を付けたら、クリップ人形は完成です。
次にペットボトルに水を入れて、ポチャンとクリップ人形を入れます。
ちゃんと動くか試します。
ペットボトルに蓋をして、ギュッと握ると、あらあら不思議!!浮いていたクリップ人形が沈んでいきます。手を離すと元の場所まで浮いていきます。
「なんで?」
「強く握ると早く沈むよ?」
不思議がって理由を知りたがる子もいましたが、今回は動くのを楽しみます。
ちゃんと動かないのは、取り出してストローを少し切って再チャレンジ。
3個作って全部沈むのを確認したら、水に色をつけました。
青・赤・黄の3原色の食紅です。
「緑とかオレンジとか作れますよ。」と言うと、「どうやって?なんで?」と、ここにも不思議がる子が・・。
やってみると「赤と黄色でオレンジになった!」
「紫は、何色と何色混ぜればいいのかな」と工夫しながら水に色を付けました。
そして、もう一度ペットボトルの水にポチャン。
完成した作品を持ってホームに帰ると、中学生の子達も喜んで遊んだそうです。
今回感じた「なぜ?」「どうして?」が「なるほどそういうわけか」にかわるよう、夏休みの自由研究などに繋げられるように声掛けしていきたいと思います。

おきあがりこぼしを作ろう
2023-05-19
今回のあおばっ子クラブは、「おきあがりこぼし」を作る活動でした。
紙粘土を丸めて、中にビー玉をおもりとして入れ、乾かしたものが基本の形です。
別の粘土で耳や鼻をつけたり、カラーペンや水彩絵の具で色をつけたりして完成です。
はじめに基本の形をそれぞれ選ぶと、どんな風に色づけするか考えます。
活動場所には、本がたくさんあるので、参考にするために本を選ぶ人もいました。
「私は絶対すみっこぐらしにする」と、Mさんはあおばっ子クラブの『絵』のチームで描いた自分のイラストを参考に作り始めました。
「僕もすみっこぐらしにしたいよ~」という下級生にイラストを見せて一緒に作る様子も見られました。
「今日はこれから映画を見るから、チラシを持ってきたので参考にします」と好きなキャラクターにした子もいて、バラエティーに富んだおきあがりこぼしが出来ました。
今回は、ボランティアの学生さん2名にも手伝っていただき、それぞれの子ども達にアドバイスしたり、少し手伝ってもらったりしました。
後片付けもスムーズに出来てとても有難かったです。
今回、体調を崩して参加できなかった子達も、ホームの職員と一緒に作ることが出来たようです。
少し傾けるとゆらゆら揺れて、可愛らしいおきあがりこぼし。
お部屋に飾って眺めている子も多いようです。
これからもワクワク出来る活動を進めていきたいと思っています。

宝石みたいな結晶をつくろう!
2023-03-17
12月のあおばっ子クラブは、スライムを作る時と同じ材料「ホウ砂」を使った結晶作りをしました。
好きな色のモール2本をぎゅっと丸めて、そこに糸を通し、割りばしに繋げたら準備OKです。
作業としては単純ですが、モール2本をうまく絡めて、なるべく隙間なくするのは意外に難しく「できな~い、手伝って!!」「モールって、わりかし固いね。難しいね。」などと言い合いながら丸めていました。
丸目終わったら糸をつけてもらい、次はホウ砂をとかします。
空き瓶に必要な量のホウ砂を入れ、お湯でとかします。色をつけたい人は、そこに染料を入れて、粉が全てなくなるまで、火傷に気を付けて混ぜました。
きれいに溶けたら、モールをつるして今日の作業は終わりです。
「どんな感じに固まるかな?」「お部屋で様子を見ていたいな。」という声もありましたが、安全のためにたんぽぽ館に置いておき、翌日完成した物を渡すことにしました。
完成した作品を渡すと「思ったより固いね」「ひんやりして重くて本当の宝石みたい」と大事そうに持って帰りました。
この経験を通して実験への興味がわいて夏休みの自由研究などに繋がるといいなと思います。
