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福島地域福祉ネットワーク会議

「福島地域福祉ネットワーク会議 事務局」・「地域活動」
 福島地域福祉ネットワーク会議では地域福祉の向上や活性化、共生社会づくりに取り組んでいる。中でも少子化は顕著であり、地域課題の解決は既に地域住民だけで成り立たない状況になりつつある。こうした課題は他の地域でも共通のものであり、地域外の方との交流や体験を増やすことで、これまでの知見に留まらない解決策を見出していくことが望まれている。事務局を置く社会福祉法人青葉学園の持つ福祉のネットワークを活かし、多方面とのゆるやかな連携を模索していく。
2023年度、福島学院大学に「地域マネージメント学部」が創設されたこともあり、「実際の地域課題を学ぶ場」として土船区との連携を提案した。桜田理事長のご快諾を得ることが出来、地域連携室・地域マネージメント学科との具体的な実践を始めることになった。担当教員と学生が土船区の行事に参加し、交流を重ねることで地域課題を知る機会を設けている。地域に親しみ、大学で学んでいる知見を実際の現場に活かして頂く中で、共に「地域共生社会」を実現させていきたい。
 特に、福島学院大の保育科・杉浦先生の多大なるご協力により開催された「土船ハロウィンランタン祭り」には、市内各地からの来場者もあり、大きな盛り上がりを見せた。学生さんもこども達との交流を通じて社会参加出来、地域と大学との役割分担による相乗効果が表れた貴重な機会となった。
活動報告

福島地域福祉ネットワーク会議 事務局・地域活動

「福島地域福祉ネットワーク会議」 代表者会議を開催しました!

2022-05-31
 5月30日、令和3年度の事業を振り返り、令和4年度の事業について協議する「代表者会議」を開催しました。農福連携・移動支援・環境整備・フードロス対策等、地域密着型の活動を福祉のネットワークの中で展開すること。障がい者福祉事業所が中心となり、販売促進や広報を通じて地域における福祉の拡充を図る共生社会ふくしま実現協議会の活動。この2つの柱を相互に連絡させることにより、4年目を迎える福島地域福祉ネットワーク会議の活動は多様に広がってきました。
 小規模の法人個々の活動では解決が難しい課題、既存の制度ではアプローチが難しい課題も含め、新しい提案を行い、連携~協働によりフットワーク良く具体的な実践を積み重ねてきました。地域住民の皆さまや企業のご理解とご協力も得ながら、生活地域における福祉を包括的・重層的に見据えて行くための具体化を進めて行きます。

 特に重要なのが行政との連携です。今回の代表者会議には吾妻支所からも職員さんがオブザーバー参加下さり、NTWK会員の疑問や提案に的確なアドバイスを頂くことが出来ました。地域の課題を現場に近い位置から見守って下さるご姿勢に、深く感謝いたします。また、日ごろから情報交換させていただいている吾妻西地域包括支援センターさんとも相談・連携を深め、福祉制度のはざまにあって見えにくいニーズにも応えられるよう、活動していきたいと考えています。活動内容は順次、広報誌「土船かわら版」でご紹介しますので、是非、ご覧ください。

フードバンクとの連携を開始しました!

2022-01-24
 福島地域福祉ネットワーク会議では共生社会ふくしま実現協議会参加事業所とも連携し、地域福祉の拡充に努めています。その一環として「フードバンク福島」(ビーンズふくしまさん)からご提供頂く食品を地域に配布する新しいネットワークを作りました。市内の東西南北で活動する5か所の障がい者福祉事業所にストックステーション機能をお願いし、利用者さんに小分け作業を委託。民生委員さんやヘルパーさんを通じて地域に配布できる拠点としてご協力頂いています。平日は毎日開所している事業所を地域福祉のベースとし、アクセスしやすい環境にして行ければと考えています。また、吾妻西地域包括支援センターや吾妻支所とも情報交換。地域の状況を把握しているケアマネさんの専門性を活かし、高齢独居世帯等への配布に役立てて頂いています。

 小規模法人ネットワーク化協働推進事業は福祉の縦割りを超える活動が目的です。市内に広がってきた子ども食堂のネットワークとも連動し、高齢者・障がいを持つ方・ひとり親世帯等への縦割りを超えた配布の輪を広げたいと願っています。

【お問い合せ先】 福島地域福祉ネットワーク会議事務局  090-6553-1584(吉野)

◆ストックステーションは以下の5事業所。今後、増やしていく計画です
 ・就労継続支援B型事業所 ヴィレッジ(方木田)
 ・就労継続支援B型事業所 共に生きる くろ~ば~(宮代)
 ・就労継続支援B型事業所 ベーシック憩(渡利)
 ・社会福祉法人しのぶ福祉会 あづま授産所(笹木野)
 ・社会福祉法人けやきの村(飯坂)
仕分け作業の様子
農家さんからのお米をくろ~ば~さんへ

障がいのある方やそのご家族と「子ども食堂」との連携のために!

2021-08-15
 コロナ禍にあって、障がいのある方やそのご家族の中には生活に窮する方々も増えてきています。特に障がいを持ちながら子育てをしている方のご苦労が増している状況となっており、NTWK会議に参加する相談支援事業所への緊急連絡が散見される状況に。相談支援専門員が福島市社会福祉協議会や子ども食堂運営者に提供可能な内容をお聞きし、障がい当事者やそのご家族に支援物資(食料品等)を届ける事例をお聞きしました。社協さんの支援物資は緊急用・災害対策用の食品が多く、毎日の生活で役立つ食材の確保とその提供方法も課題となりました。
 一方、福島市内では活動を始める子ども食堂が増え、昨年と比較するとほぼ倍増。善意の活動をつなぐための「福島子ども食堂ネットワーク」も形成されています。お米や野菜、お菓子といった食材や衣類も集まるということで、企業等との関係構築も進んでいるとのこと。この子ども食堂ネットワークと障がいのある方をおつなぎするため、関係者間で会議を開くことにしました。
 福島地域福祉ネットワーク会議を所管する福島市地域福祉課、障がい福祉課、子ども食堂に関わる子ども未来部(青少年育成係)、子ども食堂ネットワーク事務局、基幹相談支援センター、相談支援専門員が垣根を越えて集まり、現状認識を共有して打てる方策を検討しました。
 自家用車を保有していない方のため、相談支援の際に必要と思われる食料品や衣類などをお届けする事、近隣の子ども食堂を利用させて頂くこと(そのための移動支援を含む)など、具体的な支援策を検討。まずは子ども食堂関係者と障がい者福祉(相談支援事業所)との理解促進のため、学習会を開くことを決めました。
 障がいを持つ方の自立が推奨される中、地域に福祉的な資源があることは大きな強みです。子ども食堂や地域包括支援センター、民生児童委員さんとの繋がりを日常化出来れば、障がいのあるなし・高齢者・子どもたちにとってもセーフティーネットが広がるものと期待します。今回の連携をその序章にしたいものです。
 
●福島市内の子ども食堂を紹介するMAP

学福連携でフェイスシールドを作っています!

2020-06-27
福島地域福祉ネットワーク会議
fukushima.chiikifukushi.ntwk@gmail.com
                             090-6553-1584 担当:吉野
 新型コロナウィルスへの懸念から、不自由な生活を余儀なくされています。自粛が解除され、日常生活を取り戻すにつれ、更に接触への対応が必要となります。また、第2波・第3波への不安もあるようです。中でも、高齢者福祉・就労継続支援の現場での防護資材不足が懸念され、地域福祉の現場や拠点を守る必要性が続いています。このため、福島地域福祉ネットワーク会議では飛沫防護用のフェイスシールドを作製し、福祉の現場で活動する方々への配布を始める事にしました。
 
 ネットワーク会議参加のシャローム福祉会まちなか夢工房が所有する3Dプリンターを使い、理系の知識を持つ福島大学院・日大郡山の学生グループ「Krei-Agri」がボランティアで参加する『学福連携プロジェクト』としてフェイスシールドを製作・配布します。
 
 福島地域福祉ネットワーク会議は、福島市小規模法人ネットワーク化協働推進事業として運営されており、お互いの能力や資源を持ち寄り、社会で必要とされる福祉的事象に対応することを目的としています。今回の3者協働プロジェクトは、その理念に沿うものと考えています。
 
● 寄贈対象・・・300個を予定
  対面での作業・面談・販売を行う福祉事業所で現場を担う担当者に提供します
 (手話通訳者・訪問型&通所型介護施設・就労継続支援施設・地域包括支援センター等)
※ 詳しくは、次の「Krei-Agri」ホームページをご参照ください。
    製作に関わる情報などにつき、説明があります。
 

代表者会議を開催しました (2024.05.28)

2024-06-04
 青葉学園を会場に、令和6年度福島地域福祉ネットワーク会議の代表者会議を開催しました。

 令和6年度は福島市の「包括的支援体制整備事業・参加支援事業」を受託(令和5年度より継続)し、8050問題を始め、引きこもり状態にある方の社会参加をサポートします。

 令和5年度までは厚生労働省の「小規模法人ネットワーク化協働推進事業」を福島市より受託し、福祉の分野を越えたネットワークで地域福祉に関する課題の洗い出し~連携での解決の具体策検討~改善への実践を行ってきました。5年間の成果として「ワーキンググループでの課題の共有」「おでかけサポート」「農福連携」「商福連携」「フードバンク」「引きこもりの方への支援」などが挙げられます。

 福祉事業者は個々の事業の他、公益的活動(社会貢献)が課されており、単独では難しい地域課題解決にむけた連携がますます求めらています。これまでの活動で需要のあるものを選別し、福祉の分野を越えたネットワークという貴重な資源を自主的に継続させていきます。誰でもが生き生きと暮らすことが出来る「共生社会」実現のため、新しい連携先も探していきますので、今後共のご理解とご協力をお願い致します。
12最後
社会福祉法人 青葉学園
〒960-2152
福島県福島市土船字新林24番地
TEL.024-593-1022
FAX.024-593-0687
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