◆ あおば日記
CAPこどもワークショップ
「あんしん!じしん!じゆう!!」
青葉学園にある『いさごホールの談話室』で、こども達の元気な声が響いていました。
7月の終わりに行われたCAP子どもワークショップでは、参加した子ども達がみんなで声を張り上げ、体を大きく動かして、この『あんしん・じしん・じゆう』のポーズを取っていました。これは子どもが自分の権利を守る、とってもとっても大切なキーワードです。
昨今、子どもが悲しい事件に巻き込まれるニュースを耳にすることがあります。そこで、青葉学園では、定期的にCAPプログラムを行っております。
青葉学園には、基本的に幼児から高校生までの幅広い年齢層の子ども達が住んでいます。CAPプログラムは、そんな年齢も様々な子どもたちに合わせた暴力から自分の身を守る方法を教えてもらえるプログラムです。幼児さんらのグループには、わかりやすい人形劇を通して自分の身を守る方法を教えてもらいます。小学生達には劇を通して、中高生たちは話し合いなどを通じて、自分の身をどうやって守ったらいいかを学びます。これは、施設だけに限らず、学校や幼稚園などでも全国で取り入れられているプログラムです。
プログラムの内容は、年代によって様々ですが、一例を紹介したいと思います。小さい子向けのプログラムは3日間に渡って実施されました。
2日目のワークショップでは、子ども達のお待ちかね、人形劇です。ある女の子が一人で、すぐ近くのおばあちゃんの家に行こうとして、お友達を誘って出かけます。するとそこに、知らないおじさんがやってきました。知らないおじさんは、女の子達の名前などを聞き出そうとし、連れ去ろうとします。さぁ、どうやったら身を守ることができるのでしょうか。
参加している子ども達とみんなで考えます。知らない人に名前や住んでる場所を聞かれたら?教える必要はないんです!知らないおじさんが近づいてきたら、身を守るためにはどのくらい離れていればいいのでしょう?
劇に登場した女の子達は、事前におうちの人から教えられていた自分の身を守る方法を実践することができました。お互いに腕一本分離れ、捕まえられそうになったら兎に角逃げるのです!
そして、何とか逃げ切ることができました。そして、逃げ切ることができた後は・・あれ?知らない人は、どんな人だったのでしょう?
知らない人の特徴を聞かれた子ども達は、嬉々として答えます!!
「頭が(髪の毛)黒かった!」「黒い靴を履いてた!」「首に青いのを巻いてた!」「黒っぽい服を着てた!」みんなが口々に叫びます。
事前に言われていたわけでもないのに、みんなとってもよく相手の特徴を見ていました。再び登場した知らないおじさんの特徴は、子ども達が教えてくれた通りです!!
知らない人から逃げ切った後は、大人や警察の人などに相手の特徴をきちんと伝えることができます。
そして、今回はとっても大切なことをCAPさんから教えてもらいました。
それは、本当に困ったときにした使えないモノ。遊びでは決して使ってはいけないモノ。
それは大事な大事な『特別な叫び声』です。
逃げるときは、遊びの時に騒いでいるような「キャ~!」といった叫び声は使いません。しっかりとお腹から「ウォ~!!」と腹の底から声を出します。これが、『特別な叫び声』。自分が今危険に晒されていることを周囲の人に伝えます。そして、「自分が強いんだぞ!」というのを相手に伝えます。
子ども達はCAPさんと一緒に何度かこの『特別な叫び声』を練習しました。そういった『特別な叫び声』を使うような危ない目に合わないのが一番ですが、本当に危険な時には、それを使って自分の身を守ることができるといいなと願っています。
小さい子のグループでもそうですが、CAPプログラムでは、子ども達もロールプレイ(劇)に参加します。小学生の高学年のグループでは、無理やりカバンを持たされそうになったところを友達の力を借りるなどして「イヤ」だと言うことができました。そして、『特別な叫び声』に加え、不審者に腕を掴まれてしまった時にどのように逃げたらいいのかも教わることができました。これも、本当に困ったときにだけ使用できる自分を守る方法です。
中高生達は、自分たちで話し合いを行います。「いじめにあったら?」「デートDVは?」どれも子ども達がこれから生きていく上で大切なことです。
今回のCAPは『子どもを守ろう!見守りサポーター養成事業』として福島県からの助成を受けて実施させていただいています。11月には、このCAPプログラムを多くの人にも知ってもらう取り組みとして地域セミナーを青葉学園で実施する予定でおります。子どもを守るには地域の方の見守る目も必要です。ご案内をお送りした際には、ぜひ参加を検討していただければ幸いです。
週末の楽しいお出かけ
野球招待
七夕
それにあやかって今年も青葉学園でも子ども達と職員が一緒に七夕をお祝いしました。
色とりどりの短冊に、子ども達はどんな願い事を書こうか、あれこれ考えこんでいました。
こども達の願い事をのぞいてみると・・・
・足が速くなりますように
・プロ野球選手になりたいです
・筋肉モリモリになりたい
・頭が良くなれますように
・早く誕生日がきますように
・野球の準備が上手くなりたい
・億万長者になれますように
・みんなが健康で過ごせますように
・世界が平和になりますように
・いつも元気に笑って過ごせますように
・皆勉強が好きになれますように
正面玄関に飾られた本物の笹竹には、子ども達と職員が作った沢山の飾りと沢山の短冊が次々と飾られました。
近年では笹竹はなかなか手に入らず、苦慮していたところ、今年は園長先生が立派な笹竹を準備してくださり、大喜びしました。
七夕の当日には、お兄さん・お姉さん(職員)が子ども達を楽しませようと、食材を星型にするなど工夫をこらして準備してくれた七夕特別メニューでお祝いしました。
子ども達は「わぁ~!!」と歓声をあげて「いつもこうだといいなぁ!!」と子ども達は目を輝かせていました。
七夕の願い事などの話題で楽しそうに会話がはずんだ夕食タイムとなりました。
さて、今年も織姫と彦星が無事に天の川を渡って出会えますように。
そして、子ども達の願いが叶いますようにと願ってやみません。





地域小規模ホーム 感謝会の様子
6月1日には、二か所目の地域小規模ホームで感謝会を開きました。こちらは開所から今年で8年目を迎えましたが、昨年度の高校生を中心としたメンバーから一転、新たに小学生を迎え幅広い年齢層で4月から生活しています。環境は変わりましたが、子どもたちは地域の中で安心して過ごすことが出来ており、これも地域の皆様、町内会の皆様、関係者の皆様のご理解とご支援をいただけているからこそだと日々感謝しております。
感謝会への参加が初めての子どももいる中で、事前の準備や当日の会場設営などに、子どもたちみんな快く協力して取り組んでくれました。普段とは違うレイアウトや空気感を感じながら、同じく普段とは違った姿を見せてくれた子どもたちですが、来賓の方々がお見えになると元気に挨拶をし、生活のことを嬉々として話していた姿が印象に残っています。感謝会の中でも挨拶や自己紹介を行い、それぞれの成長や思いを感じることが出来、職員一同嬉しさと温かさを感じる一日となりました。





