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CAPこどもワークショップ
「あんしん!じしん!じゆう!!」
青葉学園にある『いさごホールの談話室』で、こども達の元気な声が響いていました。
7月の終わりに行われたCAP子どもワークショップでは、参加した子ども達がみんなで声を張り上げ、体を大きく動かして、この『あんしん・じしん・じゆう』のポーズを取っていました。これは子どもが自分の権利を守る、とってもとっても大切なキーワードです。
昨今、子どもが悲しい事件に巻き込まれるニュースを耳にすることがあります。そこで、青葉学園では、定期的にCAPプログラムを行っております。
青葉学園には、基本的に幼児から高校生までの幅広い年齢層の子ども達が住んでいます。CAPプログラムは、そんな年齢も様々な子どもたちに合わせた暴力から自分の身を守る方法を教えてもらえるプログラムです。幼児さんらのグループには、わかりやすい人形劇を通して自分の身を守る方法を教えてもらいます。小学生達には劇を通して、中高生たちは話し合いなどを通じて、自分の身をどうやって守ったらいいかを学びます。これは、施設だけに限らず、学校や幼稚園などでも全国で取り入れられているプログラムです。
プログラムの内容は、年代によって様々ですが、一例を紹介したいと思います。小さい子向けのプログラムは3日間に渡って実施されました。
2日目のワークショップでは、子ども達のお待ちかね、人形劇です。ある女の子が一人で、すぐ近くのおばあちゃんの家に行こうとして、お友達を誘って出かけます。するとそこに、知らないおじさんがやってきました。知らないおじさんは、女の子達の名前などを聞き出そうとし、連れ去ろうとします。さぁ、どうやったら身を守ることができるのでしょうか。
参加している子ども達とみんなで考えます。知らない人に名前や住んでる場所を聞かれたら?教える必要はないんです!知らないおじさんが近づいてきたら、身を守るためにはどのくらい離れていればいいのでしょう?
劇に登場した女の子達は、事前におうちの人から教えられていた自分の身を守る方法を実践することができました。お互いに腕一本分離れ、捕まえられそうになったら兎に角逃げるのです!
そして、何とか逃げ切ることができました。そして、逃げ切ることができた後は・・あれ?知らない人は、どんな人だったのでしょう?
知らない人の特徴を聞かれた子ども達は、嬉々として答えます!!
「頭が(髪の毛)黒かった!」「黒い靴を履いてた!」「首に青いのを巻いてた!」「黒っぽい服を着てた!」みんなが口々に叫びます。
事前に言われていたわけでもないのに、みんなとってもよく相手の特徴を見ていました。再び登場した知らないおじさんの特徴は、子ども達が教えてくれた通りです!!
知らない人から逃げ切った後は、大人や警察の人などに相手の特徴をきちんと伝えることができます。
そして、今回はとっても大切なことをCAPさんから教えてもらいました。
それは、本当に困ったときにした使えないモノ。遊びでは決して使ってはいけないモノ。
それは大事な大事な『特別な叫び声』です。
逃げるときは、遊びの時に騒いでいるような「キャ~!」といった叫び声は使いません。しっかりとお腹から「ウォ~!!」と腹の底から声を出します。これが、『特別な叫び声』。自分が今危険に晒されていることを周囲の人に伝えます。そして、「自分が強いんだぞ!」というのを相手に伝えます。
子ども達はCAPさんと一緒に何度かこの『特別な叫び声』を練習しました。そういった『特別な叫び声』を使うような危ない目に合わないのが一番ですが、本当に危険な時には、それを使って自分の身を守ることができるといいなと願っています。
小さい子のグループでもそうですが、CAPプログラムでは、子ども達もロールプレイ(劇)に参加します。小学生の高学年のグループでは、無理やりカバンを持たされそうになったところを友達の力を借りるなどして「イヤ」だと言うことができました。そして、『特別な叫び声』に加え、不審者に腕を掴まれてしまった時にどのように逃げたらいいのかも教わることができました。これも、本当に困ったときにだけ使用できる自分を守る方法です。
中高生達は、自分たちで話し合いを行います。「いじめにあったら?」「デートDVは?」どれも子ども達がこれから生きていく上で大切なことです。
今回のCAPは『子どもを守ろう!見守りサポーター養成事業』として福島県からの助成を受けて実施させていただいています。11月には、このCAPプログラムを多くの人にも知ってもらう取り組みとして地域セミナーを青葉学園で実施する予定でおります。子どもを守るには地域の方の見守る目も必要です。ご案内をお送りした際には、ぜひ参加を検討していただければ幸いです。
